こっそり東京行き

 「ちょっと仕事に行ってきます。」と家族に軽く言ったまま
車を新潟駅の駐車場に入れ、新幹線に乗り込む。急遽決めた
上京だった。今しかない。3月から4月当初にかけて本当に
仕事に追われていたので、ちょっと自分にご褒美である。
 行きたいところ、会いたい人はたくさんいるのだが、今日の
目的は一つ。結婚を決めた知人カップルに会ってお祝いする
こと。本当に心からおめでとうを言いたくて出かけた。

 疲れがたまっていたので、本を読み始めたとたんに睡魔
に襲われ、目が冷めたときは、上野だった。よく寝た。
  
  会場はいつもの古月。先にもう一人の仲間が来ていた。
うーんなんと言ったらよいのだろう。年下の友人たちは本当に
みんな立派になっていく。昔もいろいろなことを話したが、それ
ぞれ一人前になって立派に仕事をしている彼等と話しをする
ことはとても楽しいことだった。
 旅の話、経済の話、仕事の話、昔の仲間たちの消息、
話は尽きなくて、3時間ほど料理を食べながら話し込んだ。
料理は、素材を生かした豊かな味のものばかり。料理が人を
元気づけるというのは、本当だと思う。
 
 みんなそれぞれあたたかい家庭を築いてね。

 別れた後に、もうひとつの目的だった千代田図書館を訪ねる。
道を間違えて、だいぶ歩き回り、神田明神やら、湯島の聖堂など
も見物してしまった。帰りの時間が迫っている。
 焦って走って汗をかいて、ようやく着いた。千代田区の九段合同庁舎の9階にある。
古書店街のはしっこだ。入ってびっくり。図書館というより、オフィスのような、不思議な
空間だった。とにかく、みんな静かに、スマートに図書館を利用している。ちょっと
私は居心地悪さを感じた。要するに田舎者だということ。もっときちんと見たいが新幹線
の時間が迫っている。なんせ、内緒の上京だ。夕方までに帰らないとまずい。
 走って走って走った。新幹線に乗り込んだ。今度はもっとゆっくり上京したい。
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by nokogirisou | 2010-04-11 20:45 | 日々のいろいろ
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