上野千鶴子「女と男のおひとりさま道」in長岡

 長岡のNPO「女のスペース ながおか」の10周年記念講演会に
上野千鶴子が話しに来ると新聞で知り、出かけてきた。上野千鶴子
の著書はごりごりの専門書以外は手に入るだけ読んで来た。
 上野フリークでもフェミニストではもないがないが、高校時代から
ずっとずっと上野さんは気になる存在だった。生の声を聴くのは初め
てだった。このタイミングは逃せない。
 新潟ー長岡間を車で往復するつもりだったが、今日はちょっと疲れ
がたまっていたので、贅沢して、新幹線で往復することにした。ちょっと
したプチ旅行気分。車で行くのと、新幹線でいくのでは、気分が違う。
時間も違う。日ごろ車に依存していることを自覚する。新幹線から見る
田植え直後の水田と弥彦山、角田山の美しいこと!
 長岡に着いて驚いた。同じ新幹線から降りた沢山の女性たちが私
のめざす会場と同じ方向にぞろぞろ歩いて行くではないか?新潟から
上野千鶴子に会いに行く人の多さに圧倒される。
 会場では、すでに上野さんがサインをしていたが、500人以上の
参加者が集まっていた。
 服装は、上野さんらしい。驚いたのは、上野さんの声の張り、上品な
話し方だった。話は、笑いあり、皮肉有り、ユーモアたっぷりだった。
笑わせておいて、しっかり私たちにメッセージを伝える、圧倒的戦略的
な講演で、私たちはまんまと上野さんの作戦にはまっていた。
 いかに覚悟を持って、自分たちの老後を選択して生きるか。
ここ数年で老後の暮らし方の選択肢が拡大していることを実感した。
各地のコレクティブリビングや、サービスハウス、在宅支援、ホームホス
ピス、小規模多機能共生型施設などの成功例が紹介されたが、そういう
事業を始める人たちのエネルギーと実行力に驚く。
 さまざまな施設や地域を調査して周り、声を集め続けた上野さんの
研究の醍醐味が伝わってくる。

 生き抜くために、死ぬまでいきるために現実的にどうすべきか
考えさせられた。 
 
 
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by nokogirisou | 2010-05-16 17:31 | 日々のいろいろ
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