『ルウとおじいちゃん』クレール・クレマン

 
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 フランスの児童文学。今日の上野千鶴子の話と
つながって、遠い外国のお話とは思えなかった。
あまりにタイミング良すぎる本だった。
 この物語りの現代性、社会性、リアルさはこんなところに
見られる。

・主人公のルウの両親は離婚はしているが親友である。
・ルウにはヤスミナというアフリカ出身らしい女性の相談役
 がいる。おそらくルウのベビーシッターだったのだろう。
・ルウのおじいさんは、最愛の妻を失うことで急激発作
 を受け、心が不在になる。(妻の死を受け入れられない夫)
・ルウの母親はショック状態の父親(ルウのおじいちゃん)を
 施設に入れようとする。
・ルウがおじいちゃんを連れ出した先はホームレスブブ
 の住む、貨車の中だった。
・ホームレスの貨車にはラ・ムーシュという子どもをおいて
 出てきた女性がやってくる。

 ルウとその生活が生き生きと描かれているので児童文学
として読める。
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by nokogirisou | 2010-05-16 20:37 | 本と図書館
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