NHK 「Rの法則」を見る

NHKEテレ Rの法則「聞きたい!本の謎」を見た。
高校生の読書の実態が少しわかり、興味深い番組だった。

 そもそも、NHKが「読書」をテーマにした若者向き番
組を作ったというところに驚いた。本の紹介、本のレ
ビュー番組はあるが、高校生の読書の実態をランキン
グで紹介する番組はめずらしいのではないか。貴重な
企画、勇気ある選択だったと思う。

 予想以上に小説を読んでいる高校生が多いことがわ
かり、ほっとする。風呂で本を読んだり、毎週図書館
にいくという女子高校生。ストーリーを可視化したり
気に入った台詞に付箋を貼って読む高校生もいると知
りうれしくなる。
一方「基本的に本を読むのが苦手なのですが…」
という本音をいう男の子もいて、これにどう対応するか
期待した。ところが、石田衣良に「好きなジャンルの本
を読めばいいんです」と答えられて終わっていたのは
残念だった。ここをもっと突っ込んで、深めてほしかっ
た。まあ番組の性質上仕方のない対応だが。

 作家サイドの話、編集サイドの話が紹介される
一方で、出演者の本棚が紹介されたり、高校生が
よく読んでいる本のランキング、詠んでいる場所の
ランキングが紹介されたりして、多彩な内容であった。


 ただ…欲を言えば
 「本」といってもまた、また読書といっても人に
よってとらえ方は様々だ。今後はぜひ「高校生と小説」
と「高校生と新書」などろいうテーマにしぼってもっと
奥に迫った番組作りをしてほしいと思う。
 出演している作家が一人なのも寂しい。作家もさま
ざまな人がいるので、ぜひ複数の作家のお話を聞きたい。
一人の作家が作家の代表のような発言をするのは無理
があるだろう。
 
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by nokogirisou | 2011-11-23 20:16 | 本と図書館
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