里帰りをして

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 5月3日は毎年、田舎に帰る日にしている。この日はあちこち
に住むきょうだい、親戚が集まってくる。
 毎年なぜかこの日は晴れる。今回も雨の予報だったのに山は
晴れていた。青空に白い雲。理想的だった。今年は芽吹きが遅く
この一週間で芽吹いたそうだ。
 雪は思ったほど残ってはおらず、森の中にはカタクリの花が
満開で、田んぼに水がたっぷり張られ、帰るの卵がゆらゆら
揺れていた。山菜は例年より断然少ない。フキとわらびが少し。
 
 この20年はあっという間だったという気がする。浦島太郎
のように、一気に年をとってしまった感じだ。
 姉、兄と会って話せる時間も幸せなひとときだ。大人になって
からきょうだいの会話ができるようになった。中年になって
やっと気兼ねなく、話せるようになった気がする。
 彼らともついこの間会ったように思うが、もう1年が過ぎてい
たのだ。兄のユーモアたっぷり、気の利いた冗談とおしゃべりが
おもしろい。子どもの頃こんな人だっただろうか。小さい頃、
よくいじめられていたことを思い出す。なかまはずれにされたり、
おいかけられたりして私はよく泣いていた。
 姉は、昔とすこしも変わらない。話し方も優しさも。そして
この人は年をとらない。
 姉兄に会うのが楽しみで私は里帰りしているのかもしれない。
もちろん田舎のなつかしい空気を吸うためでもあるけれど。 
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by nokogirisou | 2012-05-04 21:49 | 日々のいろいろ
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