キャリア教育

 今日は某社の小論文指導の研究会があり、参加してきた。
「高校生にはキャリア教育が必要だ」という強いメッセージを
受け取った。
 志望理由書は大学のAO入試や推薦入試を受験する生徒だけで
なく、一般入試で大学受験する生徒にも必要で、大学調べをした
り、自分が何を学びたいか考えたりすることは、学習のモチべー
ションを上げ、合格率を上げるという。
 大学入試に限定する話ではない。すべての高校生はもっと世の
中のことを学び、ものを知り、自分が何に興味があって、何を
したいのか考えるべきである。そのために志望理由書(あるいは
キャリアレポート)を書かせる必要があると思う。みんなで一斉
に大学受験資料や進路ノートで大学を調べるだけでなく、もっと
自主的に、もっと幅広く、もっと深く調べ尽くす必要がある。
大学のことだけでなく、自分のやってみたい学問についてもだ。
 
 今の高校生は恐ろしくものを知らない。これは残念ながら事実
だ。今まで常識だと思っていたことも、教養もたった今起きてい
る時事問題も知らない。当然だ。知るための時間と機会を与えら
れていないからだ。多くの地方の高校生は、部活動と課題と受験
勉強にまじめにとりくんでいればそれでよいとされている。しか
しもっとどん欲に世の中のこと、世界のこと、学問のことを学ぶ
べきだろう。これでは、高校卒業後に大変な苦労が待つばかりだ。


 高校はパタン化した大学調べ、管理的な進路指導から脱して、
もっと本質的なキャリア教育にとりくむべきだろう。そのために
は高校教員がもっとキャリア教育について学ぶ必要がある。学校
全体で取り組んでいかねばならない。
 まずは、授業やホームルームやあらゆるところで生徒たちを刺激
し、学びにしむけていこう。
 もちろん、すでに気づいて、本格的なキャリア教育に取り組んで
いる学校もあるはずだ。先進的な学校に学びつつ、よりよい方向を
さぐっていけたらと切に思う。
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by nokogirisou | 2012-07-02 21:19 | 日々のいろいろ
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