アニマシオンワークショップスペシャル

 9月1日2日と2日間にわたって、新潟市中央図書館ほんぽーと
「ビーンズホール」を会場にアニマシオンワークショップスペシャル
を開催した。何がスペシャルかといえば、新潟大学教育学部の
足立幸子先生とNPO法人日本アニマシオン協会理事長の黒木秀子さん
というお二人のアニマシオンのプロパーを講師としてお呼びできた
ところだ。これまで、何度も同じ会場で参加者を募ってアニマシオン
ワークショップを開催してきたが、今回のサークショップスペシャル
を一区切りと考え、私たちは自分たちの方向性を考えていきたいと思
っている。

 足立先生には研究者として、「読書力をどう評価し、どう育てるか
ーアニマシオンにできることー」という演題で講義をしていただいた。
これまで日本では読書力を評価するということを行ってこなかった。
なぜ、日本で読書力の評価がなされてこなかったか。それは、多くの
日本人が読書は個人の営みで、個人が読みたいものを読みたいように
読めばいいものだと考えてきたからだ。しかし、PISAショック以降、
読解力を向上させなければという意識が高まり、その結果、読書力の
評価の必要がささやかれるようになった。
 一方アメリカには、読書力を測定する方法がたくさん導入されて
いる。本を読んだ後にパソコンで4択問題を解くAccelerated Reader
でチェックするという方式が一般化しているそうだ。それ以外にも
NAEPやQARなどのテストも実施されている。読書力の評価には結局
観察、発問応答、テストの3つの方法しかあ
 アニマシオンにはそういう形成的評価に関わる要素が含まれている。
 黒木秀子さんには


 学問するにも仕事をするにも本は読まねばならない状況になっている。社会で知的に活動していくにも本を読
むことは必須である。しかも集団で読み合い、批評しあう場面も多い。
私たちは本好きを育てるために読書教育をやっているのではない。本を
読めなければならないから、読めるようにトレーニングを積まねばなら
ない。そのためには、その子がどこまで読めるのか、どこでつまづいて
いるのか判断する必要があろう。
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by nokogirisou | 2012-09-05 05:30 | 本と図書館
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