精神科医服部祥子さんの講演会

 10月6日長岡市三島支所の主催の服部祥子さんの講演会に参加した。

 乳児期のふれあいから思春期の性の目覚めまで、子どもの精神
の発達には一定のみちすじがあるという。これは今も昔も変わらない
ものだ。親はそのみちすじを知って、見守り、しっかり子どもの自立
を導いていかねばならないという。
 特に大切なのは、幼児期だそうだ。この子どもの時間に大切なのは
「生きる火種」を灯すことだ。子ども時代は自然にたっぷり接し、たく
さん体験することが大事なのだ。本との出逢いの重要視にもふれられて
いた。私たちはそのことを忘れてはならない。
 思春期は、自分の中の生きる火種に気づいて、それを底力にして
自分を発見していく時代だそうだ。ここからは親は干渉したり、手出し
するのでなく、子どもを独り立ちさせていかねばならない。
 
 以上は時代を超えて変わらないことだが、変わっていることもある。
その一つは子どもと大人の境界が消滅しつつあるということだ。子育て
の環境が変わり、インターネット等の普及による対人関係が変容したこ
とによって、子ども期が消滅しつつあるからだ。
 また家族が変容し、核家族化、小家族化、少子家族化し、仕事集団
だった家族が感情集団に変わってしまったことも現代社会の家族の特徴
だ。
 この困難な時代にすこやかな子育ちをすすめていくために服部先生
は二つの提案をされていた。
 1 親も子も体験を豊かにすること
 2 家庭をひらかれたものにし、新しいヒューマンネットワークを
   つくること
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by nokogirisou | 2012-10-07 22:15 | 日々のいろいろ
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