国語を実技教科に

京都橘大学の池田修先生が「国語を実技教科に」と言っておられるが、高校の国語も実技科目にしていく必要を常日頃から感じている。
教師が、国語国文学の研究を深め、知識を伝達するだけでは生徒の考える力を育てているとはいえない。生徒に知識をつめこませて、テストを繰り返し、模試で成果を上げるだけでは、限界がある。
私たちの仕事は、生徒たちが、実際に読んだり、考えたり、書いたり、話したり、聞いたりする力をつけさせることだ。それには、そういう経験を積ませる場を用意しなければならない。時間は限られているし、やらねばならないことが多い。しかも、全員が上質の経験をするための方法や準備を考えるのは難しく、骨が折れる。
私が、探究学習に興味関心を持つのは、一連の活動が、国語力をつけるためな実技経験になるからだ。問いをたて、見通しをたて、調査し、資料を集め、情報を整理し、論証しながら、自分の考えをレポート論文にまとめる。さらに、それを口頭でみなにわかりやすく発表する。この経験は高校卒業後も生きると思う。
国語の授業を生徒がいきいき参加し、その後の生活にも生きる実技教科にしていきたい。
[PR]
by nokogirisou | 2012-10-21 07:10 | 日々のいろいろ
<< 学校図書館教育研究会2012年度大会 精神科医服部祥子さんの講演会 >>