【学びの技】玉川学園

玉川学園の9年生による「学びの技」の研究発表会に参加した。このとりくみは四年目になるという。
玉川では小学五年から「自由研究」という総合学習が始まり、高校一年から論文が課せられる。「学びの技」はそのための論文作成基礎講座としての位置づけをもつ。
やっていることはかなり本格的な探究学習で、問いをたて、情報を収集し、整理分類し、問いに対応する結論と根拠を設定し、ポスターセッションして、さらに整理し、論文にしていく。最後に、振り返り、自己評価する。
今日は、論文を書く前のポスターセッションを見学した。まず、テーマがみな独創的。全員、10枚のスライドに問いから結論までをまとめ、それをプラダンに貼る。それは、三色に色分けされており、色ごとに時間が決められていて、集まってくる数人の聴衆を前に生徒がプレゼンするのだ。私たち聴衆は、興味あるスライドを選んで、その前でプレゼンを聞き、質問をする。
中学三年と思えない立派なプレゼンだ。もちろん論理の飛躍や無理な根拠もあるが、どれも、聴いていておもしろい。「好感度のよいCM商品は本当に売れているのか」「裁判員制度は国民に理解を得られているのか」「インターネット依存性の人に根暗は多いのか」など、本当に問いはさまざま。
一年かけて「学びの技」で学んだ一連のスキルは、大学での学び、就職してから、その後と一生使えるのではないか。
もちろん、これを指導するのは大変だ。MMRC(マルチメディアリソースセンター)があり選任司書教諭がいて、さらに個々の教師に教える技が必要だと感じた。
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by nokogirisou | 2012-11-11 08:32 | 本と図書館
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