ラ・フォル・ジュルネ新潟2013

 今年もラ・フォル・ジュルネ新潟に行ってきた。
正直にいうと今年は、新潟ゆかりの出演者が少なか
ったことが寂しく、残念だった。また私の興味関心
をいただいている演奏者や演奏団体が少なく、例年
より食指が動かなかった。けれども、今日聴いた
演奏は予想以上にすばらしく、先入観なくいろいろ
聴いてみるべきだと思った。
 テーマはモーツァルト。
 私が今回聴きに行ったのは公演番号241。
レジス・パスキエのヴァイオリン、リディア・
ビジャークのピアノによる、ヴァイオリンソナタ
第28番。これは、私の大好きな曲である。
クララ・ハスキルのピアノとグリューミオーの
ヴァイオリンのCDを何度も聞いてきた。シンプルな
構成なのだが、1楽章も2楽章も哀愁ただよう美しい
旋律。ピアノもヴァイオリンもよく歌っていた。
 そして、その二人に新潟市出身のチェロの横坂源
が加わり、ピアノ三重奏曲第5番の演奏。
 昨年の力強いソロの演奏もすばらしかったが、室
内楽の横坂は大変繊細で、調和を大事にしていた。
プロとしての品格を感じる演奏で聴きほれた。もっと
聴いていたい、と切に思った演奏だった。横坂のチェロ
の音色に心惹かれるひとときだった。
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by nokogirisou | 2013-04-28 02:23 | 音楽
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