探究学習の公開研究会

11月3日、東京大学附属中等学校で行われた、公開研究会「中等教育における卒業研究カリキュラム、学校図書館サービスを視野に入れて」に参加した。
大変盛りだくさんの内容で、参加して私自身のもやもやしていた問題意識が明確なものになった。
市川伸一先生の講演、渋谷教育学園渋谷中学高等学校の竹林和彦先生の論文執筆指導の実際の講演、根本彰先生の基調報告、井上享子先生の東大附属の卒業研究の事例報告、佐藤千春司書による学校図書館の資料提供による卒業研究に対するサポートの話、そして卒業生の卒業研究の体験発表が続いた。
その後三つの分科会に分かれてディスカッションし、最後に全体のまとめがもあり、分科会の討論を共有した。
休憩時間に図書館を見学したが、レポート、卒研、推薦入試のサポートをしている展示がたくさんあるのが特徴的だった。一方ラノベやコミック、絵本もある。

さて問題点を三つにまとめてみたい。探究学習実践まで、たどりつきたいのだが。
1、卒業研究を教育課程の中でどう位置づけるか。
2、現在は、私立や国立の教員の異動のすくない学校で、探究学習が実践されているが、公立学校でどう時間を確保し、人員配置して論文指導を進めていけばよいか。
3、学校図書館は、探究学習のためにどういうサービスをすすめていけばよいか。

探究学習経験者の、学んだことは大学に入ってから大変役立ったが、受験勉強との両立が大変だったという言葉にも考えさせられた。実際に卒業研究を体験した卒業生の生の声をいろいろ聞けたことが収穫だった。
[PR]
by nokogirisou | 2013-11-03 17:56 | 本と図書館
<< 『昭和三十年代演習』関川夏央 『キネマの神様』原田マハ >>