「北のカナリアたち」

  劇場で見たかったのだが、ようやくテレビで見ることができた。

 見終わったときに、「観てよかった」と思える作品だった。これは
この作品を紹介してくれた友人も言っていた言葉だが、本当に
そう思った。
 この作品をひとことで言いまとめることはできない。この作品
の中に時間の経過があり、多くの人生が絡み合っているからだ。
 
 記憶していること、思い出すこと、そしてそれを時間の経過の
おかげで言語化できること。だれかの存在がだれたかの「生きる」
を支えていることなどを感じて、涙を止められなかった。

 毎日の日々、傷を負いながらも、なんとか生きている私たち。
だれかが見ていてくれるから、だれかが、信じてくれるから、
だれかが、声をかけてくれるから、私たちは「それでも生きよう」
と思えるのかもしれない。人と人との結びつきを、やはり信じて
いいのだ…と思わせてくれる作品だった。

 そして、吉永小百合は、やっぱり素敵だった。
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by nokogirisou | 2013-12-16 00:56 | 映画
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