大きい人のためのおはなし会

  新潟市の野いちご文庫では、毎週土曜日、子どもたちのために
おはなし会を行い本の貸し出しをしている。元豊栄図書館長の
若佐久美子さんが自宅の2階で開いている文庫だ。階段を
のぼっていくと、かわいいものがずらりとならんでいてわくわく
する。お部屋に到着すると壁ぎわの本棚にぎっしり子どもの本
が並んでいる。魅力的な木のベンチとテーブルがどーんとあって
文庫の雰囲気をもりあげている。
 通常のおはなし会のほかに、小さいひと(乳幼児)のための
おはなし会と大きい人(大人)のためのおはなし会もときどき開か
れる。
 12月21日に121回大きい人のためのおはなし会があり、久し
ぶりにお邪魔した。部屋にはクリスマスツリーにろうそくがあり、
なつかしい気持ちになった。

 プログラム
1 犬と猫とうろこ玉 『おはなしのろうそく15』東京こども図書館
2 棟の木かざり   『年とったばあやのお話かご』
            エリナー・フュージョン作 石井桃子訳 岩波書店

3 ボルカの冒険 E・M・アルメディゲン作 小林いずみ訳
            『おはなしのろうそく29』東京子ども図書館
4 十二のつきのおくりもの
            『おはなしのろうそく2』東京子ども図書館

5 聖なる夜   『キリスト伝説集』(岩波文庫)
           ラーゲルレーヴ作
           イシガ オサム 訳

  ろうそくをつけておはなし会がはじまる。スタッフが順番にいすに
すわって素語りをする。
 絵本のよみきかせとは違う。想像力の世界にあそぶことができる。
耳から入った言葉が私のあたまの中でストーリーを展開する。
雪の色や音やにおいまでつたわってくる。
 人にかたってもらうということが、こんなに心地よいものだったかと
改めて思う。
 きっとみんないいおはなしといい語り手だったのだと思う。
クリスマスの楽しい時間をすごした子どものようにるんるんと家に帰
ってきた。
 
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by nokogirisou | 2013-12-21 20:28 | 本と図書館
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