サンソン・フランソワの『夜のガスパール』

 
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 「夜のガスパール」が急に聴きたくなった。昔聴いたのが
サンソン・フランソワの演奏だったので、アマゾンでフランソワの
CD『ラヴェルピアノ曲集2』を購入した。
 フランソワは46歳の若さで亡くなっている。アルコール中毒とも
言われているが、CDのジャケットの写真はいかにもお酒のみの
おじさんの顔である。
 しかしラヴェルを弾かせたら、やはりこの人がピカ一だと思う。

「夜のガスパール」は貧困のため夭折した詩人ベルトランの散文詩 
による作品で、詩の世界をピアノの音で再構成している。
3曲あるが、3曲とも、それぞれちがったピアニストに捧げられている。
第1曲 水の精
 水しぶきや急な流れが見えるような曲。
 とちゅうの激しいアルペジョが気持ちよい。

第2曲 絞首台
 なんとも不気味な曲。鐘の音をイメージした音が響く。

第3曲スカルボ
 スカルボとは「太った地の精」だという。小悪魔な感じがよく出ている。
 この曲の始まり方が好きだ。
 
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by nokogirisou | 2005-06-24 22:43 | 音楽
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