ラ・フォル・ジュルネ新潟2016

 今日は新潟市はクラシックストリート。ラ・フォル・ジュルネの関連
イベントである。市内あちこちのカフェやスタジオ27会場で生のクラ
シック音楽が楽しめる。
 4月28日29日30日はラ・フォル・ジュルネ新潟2016だった。
今年のテーマは「la nature ナチュールー自然と音楽」だった。
これまでの作曲家や国がテーマのときとは異なりプログラムは、
バロックから現代までの季節、風景、動物、川などの自然にちなむ
曲をセレクトしたものとなった。

 私は山宮るり子のハープ独奏と、フランク・ブラレイと渡邉玲雄の
コントラバスが加わったモディリアーニ四重奏団の演奏を聴いた。
山宮さんのハープは2度目だが、ハープの独奏でのスメタナの
「モルダウ」は大変感動した。一台の楽器なのに、オーケストラのよう
な様々な楽器の響きが聞こえてきた。ハープという楽器の表現力の
豊かさを存分に楽しめた。ピエルネの「即興奇想曲」ジョン・トーマス
の「吟遊詩人の故郷の別れ」も印象深った。

 モディリアーニ四重奏団らのシューベルトの「ピアノ五重奏曲イ長調
D667ます」は5楽章続けてきくと本当に大曲で、聴きごたえがある。
3楽章のスケルツォが特に生き生きと感じられ、その後一気に勢いづ
いたまま終わった気がした。室内楽の楽しさを十分楽しめた。

 コンセプトとしておもしろく、今まで知らなかった演奏家との出会い
があったが、規模や演奏家の顔ぶれを考えると、例年よりもトーン
ダウンしているように感じるのは私だけだろうか。
 今回の会場はりゅーとぴあのコンサートホールと能楽堂と劇場、2F
ロビーと音楽文化会館のホールと燕喜館。これまでのようにちょっと離
れた斎藤家別邸や小澤家での演奏会がなくなった。アーティストは初め
てお名前を知る方もいて、新鮮で興味はあったが、新潟に縁のあるアー
ティストが減っている気がした。様々な事情や考えがあるのだろうが、
もう少し核になるような著名な演奏家や新潟出身のアーティストたちの
演奏をはしごしてたくさん聞きたかったように思った。

 私は毎年ラ・フォル・ジュルネを楽しみにしている。継続することのむずか
しさは十分わかるが、ぜひ継続していってほしい。来年が楽しみだ。
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by nokogirisou | 2016-05-05 10:57 | 音楽
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