トーベ・ヤンソンの言葉

 ムーミン誕生60年だという。
 私は、子どものとき以来ムーミンシリーズを手にとっていなかったのだが
作者のトーベ・ヤンソンにはとても関心を持ってきた。彼女の自伝的作品
『彫刻家の娘』も最近読んだところだ。
 今は講談社の『ムーミン谷への旅』を読んで(眺めて)いる。
その中のトーベの言葉。 
  「わたしがこれほどいろんなことー油絵、新聞連載、政治風刺画ーに手を染めた 
  のはなぜか、そのわけをキミコは知りたがりました。ただひとつのことに全力を傾
  けるほうがいいのではないかと、遠慮がちに彼女はたずねます。
  ほんとうに、彼女のいう通りです。自分が選びとった道からはずれるようなことは、
  すべきでないのでしょう。
  でも、どこに通じているかわからないけれども、ひきよせられてしまうわき道
  というのは、たくさんあるのです!(じっさいこういうわき道にそれてしまって、わけ
  がわからなくなるのも、めずらしくありません。)
  生きるということは、思いつく限りの可能性や驚きがいっぱいつまった〈びっく
  り箱〉の中に、とびこむようなものかもしれません
ー好奇心のあるあいだは、の
  話ですが。」
[PR]
by nokogirisou | 2005-10-19 04:31 | 本と図書館
<< 『ザ・ビートルズ (ホワイトア... ポストモダン >>