映画「春の雪」

 29日から公開が始まった三島由紀夫原作の映画
「春の雪」


監督は行定勲、撮影はリー・ビンビン。
 公開にさきだって27日の朝日新聞に横尾忠則が「静の映像
が誘う美の思想」という映画評を書いていたのが印象に残って
いる。原作は原作、映画は映画として見るべきだと思う。だが
やはりそんなわけにはいかないと横尾氏も書いている。
 横尾はネタバレになることを遠慮して、今回映像について書く
にとどめている。「横に移動する風景の時間軸」という言葉に
私は反応する。私にとってはカットの積み重ねよりもこちらの
方が安心する。
 まだ映画を見ていない私が期待するのは、三島の求めた
濃厚な悲劇とエロティシズムを描いていること。
監督は「説明しすぎないこと。行間を描くこと」を目指したらしい。
 一刻も早く見たいと思いながら、あとは時間との闘い。
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by nokogirisou | 2005-10-30 19:09 | 本と図書館
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