「大人のロック」 ビートルズの1967年

 今、私がどんなにビートルズを躍起になっ聴いたとしても
たどりつけない「地平」がある。同時代に、当時の空気ととも
に聴いた人たちとは、やはり違う。
 雑誌「大人のロックービートルズ67の奇跡ー」を読みなが
ら、「サージェントペッパーズ」時代と重ねて聴く楽しみを味
わった。
 やっぱり、A面がすごい。「ルーシー」と「シーズリービング
ホーム」は名曲だなと思うがB面にいって「ラヴリー・リタ」と
「グッドモーニング・グッド・モーニング」を聴くとこっちも捨て
がたいなと思ってしまう。
 
「ストリベリー・フィールズ・フォーエバー」については何度か
書いたのだが、やはりシングルとしてのこの曲について、私
は何も知らないことに思い至った。私は「マジカルミステリー
ツアー」の中の「ストロベリー」しか知らないのだ。
 初めて聴いたときの不安定さと歌詞の難解さ(奥深さ)は
忘れられない。タイトルから想像したものとまったく違ったから。
でも、そのことを私は誰にも言えなかった。わからないまま
ずっと気になる曲であった。
ストロベリー・フィールズが孤児院の名前であること、キーの
異なるものを繋げた曲であること、人間存在の懐疑がテーマ
であること…みんな後から知ったことだ。
 イギリスのチャートでも久々に一位にならなかったシングル
だったという。ビートルズはこの曲だけを両A面にした。
ジョン曰く「自分が書いた中で本当にリアルな曲のひとつ。」
[PR]
by nokogirisou | 2005-11-25 06:21 | 音楽
<< 今年最後の観測会 徹夜 >>