「こどものとも」絵本展 松居直記念講演

  新潟市の朱鷺メッセにある県立万代島美術館で「こどものとも」の絵本展が
始まる。今日は松居直が「物語絵本の力」という記念講演を朱鷺メッセのスノー
ホールで行った。
 「こどものとも」は1956年に創刊された福音館書店の月刊物語絵本である。
それが創刊50年をむかえた。残念ながら私は子ども時代に月刊誌をとってい
なかった。けれども、そこから生まれた傑作集の絵本を読んで育った。
中でも「ぐりとぐら」シリーズは大好きだった。一番何度も読んだのがこの絵本
だったように思う。




 松居直の持論は、「耳で豊かな言葉の世界を体験することがとても大切」である。
「絵本は子どもが読む本ではなく、大人が子どもによんでやるものである。」
    
 子どもは目で絵本の絵を見、
      耳で読んでくれる人の声を聴く。 

 字を読めても、パソコンの画面を読めても、本を読めない人が多いという。大人も
子どもも。本を読むということは、言葉がわかって、字が読めて、文章が読めて、
その先ができるということだ。つまり、筆者と対話すること。これができないので
本がよめないのだそうだ。

 どきっとするお話だった。

 言葉の世界の獲得は子ども時代にはぐくむものなので、子ども時代に昔ばなし
をきいたり、読み聞かせをしてもらったりする体験がとても大事であることは繰り
返しきいてきた。けれども、こんなに「読み聞かせ」といわれるようになったのは最近
ではないだろうか。私は子ども時代に絵本を読んでもらった記憶がない。哀しいことに。
 
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by nokogirisou | 2005-12-23 17:04 | 本と図書館
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