『大人も知らない「本当の友だち」のつくり方』松本啓子著 講談社

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 今やさまざまなハウツー本が出回っているが、友だちを作る方法
も本になっていることに驚きを覚えた。しかし、大人のために人間関係
をうまく結ぶための様々な講座が用意され、ソーシャルスキルを学ぶ
ための本が出回っている時代なのだから、中高生むきにこのような本
が出るのも当然の流れかもしれない。
 この本には中高生の事例をマンガ化しながら、かなり本格的にわかり
やすく、よりよい人間関係を結ぶためのコミュニケーションスキルについ
て書いてある。
 基本路線は「友達との間に何かの問題が起きたときには、その人に
働きかけたり、自分が考えたりする方法を使うと効果的だ」ということで
ある。当たり前と言えば当たり前なのだが、それを意識的に丁寧に行う
ことが重要なのだと思う。なぜ、そうやって意識的に考え行動するかと
いうと、自分も相手も大切だからだ。自分が快適に生きていくためには
正直に、そして上手に自分の気持ちを伝えることが大切なのだというこ
とを改めて思い知らされた。

 大人の世界でも人間関係を良好なものに保つのはむずかしい。誤解
が生じたり、険悪な関係になったり、ケンカになるのは避けたい。そこま
で派手にいかなくても、その人といると自分を出し切れずストレスがたま
ってしまう…とか、その人の前だと妙に気弱になったり、逆に強気になっ
たり不自然になってしまう…とかよくある。
 マニュアル通りにはいかないが、大切な人たちよ居心地よくすごしたい
と思う。
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by nokogirisou | 2006-01-18 23:34 | 本と図書館
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