『空飛び猫』アーシュラ・ル・グウィン著

 
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 これは『ゲド戦記』の作者、ル・グウィンの書いた子どもの
ための本。シンドラーの絵がなかなかリアルで、色がやさしくて
いい。翻訳は村上春樹。ル・グウィンは村上春樹の大好きな女
性作家のひとりだという。そして、村上春樹は猫が大好き。




ジェーン・タビーお母さんは、4匹の子猫を産む。子どもたち
はかわいかったが、なんと翼を持っていた。
 タビーお母さんは、なぜ翼が生えているのかわからない。ただ
夢のお告げがあった。彼女たちが、住んでいた町があまりにも荒
れていて子どもたちが成長するのにふさわしくないこと、その荒れ
た街から出ていくために子どもに翼があること。子どもたちしを送り
だすしかない。
 普通の絵本と違うのは、子どもたちに「自分は再婚するから子ども
たちが邪魔になる。」ということ。人間の大人はこんなことは言わない。
でも猫の世界ではそれは、ひどいことではなかったようだ。
 こうしてなかよし猫のきょうだい4匹は、森へと旅だった。
 そこには、冒険とやさしい兄弟との出会いがまっている。
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by nokogirisou | 2006-02-09 05:56 | 本と図書館
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