『地上を渡る声』小池昌代

『地上をわたる声』(小池昌代・書肆山田)を読む。
小池昌代はずっと気になる詩人だった。
34編の詩たち
題名はない。
地上をわたる声が聞こえてくる。
実感と実態を感じられる詩であった。
ひとりよがりで難解な詩集ではなく息づかいの
感じられる、自分の中をとおりぬけていく声だ。

 数えるな
 しゃがれた声は再び言った
 日々を数えるな
 生きた日を数えるな
 ただ そこに在れ
 そこにあふれよ
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by nokogirisou | 2006-06-09 05:33 | 本と図書館
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