堕落

 何か問題がおきて、感情の行き違いが生じると
父は必ず、昔の話を出す。
 私はどうしても東京に住みたかった。田舎を捨てて
東京の大学に進んだのだが、父はそのことをいまだに
許していない。もうはるか昔のことである。
「お前は、高校までつみあげたきちんとした生活を
捨てて、大学で堕落したのだ」
という。
「お前はあれで、だめな人間になった。自分好き勝手に
生きるようになったのだ。」

今更なんだ?と思う。
堕落ですか。結構なことです。私は実家を離れてようやく
自由になって、自分の人生を歩み始めることができたんです。
それまでの呪縛から逃れようと必至だったんです…と思ったが
言っても無駄なので黙っていることにした。

親はどうして自分の思うとおりに、自分の手元に子どもおこうと
するのだろう。親のエゴではないか。
私は未だに呪縛から自由になれずにいる。
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by nokogirisou | 2006-08-01 00:15 | 日々のいろいろ
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