山崎まさよし『ADDRESS』

 
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すでに何度も何度も聴いて、だんだんなじんできたアルバムです。
『アトリエ』以来、オリジナルアルバムは3年ぶりだといいます。
地味でいいから、味のある歌つくって歌い続けてほしいなと私は願って
きました。
 大ヒットはなくても、耳に残るような、また聞きたくなるような曲づくりを
してほしいと祈っていました。
 一人の人間だから、くりかえし出てくる、テーマとことばと設定があって
私は、それに共感を得ているのだろうなと思います。

 今回私がよみとった共通のテーマは「境目なし」「ボーダーレス」です。
 
 たとえば「晴男」の
    僕らはいつだって同じ空をみているのさ
    そしてずっとこの先も青い夢を描いていくのさ
    どこにも境目の無い空の下で出会ったのさ
    そしてずっとこの先も同じ空をみてゆくのさ
 
  空を毎日みている私はいつもこの同じ空が、山のむこうも海の彼方も続いているのだ
と気付いてどきっとします。そして、遠くに住む大切な人も同じ空を見ているのだと知り
ちょっとほっとしたりするのです。

 また、「バス停」の

    何を境にいつから大人になってのか 思いだせないまま
    約3分遅れているバスにいらだっている すべてはうまく進まない

   というフレーズ。私もまた、いつから大人になったのかわからない。
  気持ちはいつまでも若いのに、確実に年はとっている。いつどの瞬間で
  私は変わっているのでしょう?

    ひと駅前で降りて すこし外の風と歩こう

   という感覚は私が好きな山崎の感覚です。

   
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by nokogirisou | 2006-09-17 22:53 | 音楽
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