初釜

 今日は、初釜。昨年に続き2度目の参加。私自身が茶道を
習っているわけでないのだが、いろいろなつながりがあって年
に数回、お茶会には参加させていただいている。
 がさつな人間なので、お茶会に参加すると、本当にどきどき
緊張の連続なのだが、何か自分の中の「和」に出会えるような
気がして、好んで茶道に関わっている。お道具やお花やお菓子
についている名前が美しい。覚えられなくても、その名を耳にす
るだけで心地よく、懲りずに参加している。
 初釜では、昨年、お会いした方達とご一緒できて、ちょっと
ほっとした。お作法のことを考えると緊張するが、前の方たちの
やり方をじっくり観察すればよいと開き直る。もちろん粗相の連続。
 おめでたい波間に初日の出の掛け軸。(「青海波」と呼ばれて
いた。)花は白梅にわびすけ。茶さじは「春風」
 主菓子は、花びら餅。このお菓子は天皇家でしか食べられ
なかったという。ゴボウと白あんが絶妙な組み合わせでおいしく
いただく。この時は、食べることに熱中している。
 濃い茶の茶碗は350年前の楽焼き茶碗だった。形、手触り、色、
どれも味わいがある。しぶい。お点前もすばらしく、落ち着いていて
みとれたが、目の前に現れたどろどろとした濃い茶をいただくのは
苦手で、口のまわりについていないか気になる。「お先に」というタイ
ミング、手渡しで茶碗を受け渡しするタイミング。難しい。茶の湯の
基本は「思いやりの心」だと言われた。
 薄茶になって、ちょっとらっくり。今度は明の時代の中国の
お茶碗。干菓子には「亥」の字が浮き彫りになっていて、おめ
でたい感じがする。
 薄茶は、さすがに何度もいただいているので、心からおいしく
いただくことができた。結局は練習あるのみ。慣れることが美を味わう
ことにつながるようだ。
 
  
[PR]
by nokogirisou | 2007-01-07 20:55 | 日々のいろいろ
<< 自分のやりたいこと 山種美術館コレクション 横山節... >>