『エラゴン』

 原作は読んでいないのだが、連休最後の休みに映画「エラゴン」を見に行った。
ドラゴンの話はみな共通するのだと思った。ドラゴンとは心の中の言葉で話すること、
魔法のためには古代の言葉を勉強しなければならないところ、ものの名を知ることが
重要になるところ、「ゲド戦記」と同じだ。
 アラゲイシア帝国は、かつてエルフ、ドワーフが人間と共存する平和な土地だった
という。これもまた「指輪物語」と共通するところ。違うのは、ドラゴンとドラゴンライダー
がこの国を平和に統治してきた歴史があるというところだろうか。
 今、帝国は邪悪なガルバトリックス王に支配されているところからこの物語は始まる。
田舎の農村で叔父といとこのローランと暮らしていた少年エラゴンは、ある日森の中で
青く光る石を見つけた。実はそれは、石ではなくドラゴンの卵で、やがてその卵からドラ
ゴンがかえる。メスのドラゴンで、名前をサフィラという。サフィラはエラゴンをドラゴンラ
イダーと認識して卵からかえったという。エラゴンは、ドラゴンライダーとなる運命だった。
彼は、勇気があるか、その何倍も愚かであった。
 愛する叔父さんを失うところからエラゴンとサフィラの大冒険が始まる。

 私がいいなと思ったのは、かつてのライダーの生き残り、ブロムがエラゴンと旅に同行
し、まだまだ未熟なエラゴンを守りながら鍛えていくところ。敵にねらわれ追われる中、
エラゴンは成長していく。自然描写がとても美しく、エラゴンとサフィラが一体感を得ていく
ところもとても心動かされた。
 映像的には、戦いのシーンなど迫力があるが、「ライオンと魔女」「スターウォーズ」にも
共通するものを感じた。
 特別なあたらしみはないが、スリルあり、美しく楽しめる映画だと思う。
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by nokogirisou | 2007-01-08 21:23 | 映画
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