狐の書評

 以前、狐という書評家のことを教えていただき、『水曜日は狐の書評』
を読んだことがある。
 このたび狐さんが山村修というお名前だということを知った。しかも
すでに他界されていることを知りショックを受けた。『〈狐〉が選んだ入門書』を
読んだ。

 「世の職業人でいちばん自由に読書ができるのは、もしかすると、研究者
でもなく、評論家でもなく、勤め人かもしれません」と彼は書く。
本を読む時間がないのは、どの職業人も同じ。
「時間とは作り出せるものだ」とは、多くの人から言われてきましたが、ぴんと
こなかった。そうは言うけれどと煩労したかった。そこに狐氏はこう付け加えた。
「必須なのは本に対する関心です。読みたい、知りたいというわくわくするような
欲求です。それさえあれば、たとえかつかつでも、なんとか時間をつかみだすこ
とができる」
この言葉は身にしみる。そう、欲求さえあれば時間は作り出せる。
 読書と音楽。この2つは、欲求さえあれば一生私を楽しませてくれる。
 時間を生み出そう。
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by nokogirisou | 2007-01-25 22:35 | 本と図書館
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