『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』山田真哉 

 数字に弱い。数字のデータを見ると頭がいたくなる…私である。
しかし仕事上、数字をよみとく力がないと困る。不便である。
数字に弱くても数字のセンスは持ちたいと思ってこの本を手にとった。
「身近な疑問からはじめる会計学」という副題があるように、会計学の
入門書である。
 なるほどと思うエピソードが7つ。読み進めていくうちに会計学に
興味がわいてくるのだから、筆者はなかなかたいした書き手なのだ
と思う。タイトルからして、なかなかだ。読者の気をひくチャンスゲイン。

1 さおだけ屋がなぜつぶれないか。
2 ベッドタウンに高級フランス料理店の謎。
3 在庫だらけの自然食品店
4 完売したのに怒られた
5 トップを逃して満足するギャンブラー
6 あの人はなぜいつもワリカンの支払い役になるのか
7 数字に弱くても 「数字のセンス」があればいい

会計学は見えないものを見えるようにする学問であるというところに
私は興味を抱いた。
また会計学は、いかにもうけるかだけの学問でないことが嬉しかった。
印象深いのは、筆者と師匠(メンター)とのやりとりだ。筆者が数字のセンス
と出会ったのは、アルバイトをしていた学習塾だった。そこの経営者が
メンターである。

 私がこの本から学んだこと。
 目先の細かい得ばかりをおいかけていると大きなものを失って
しまうということ。
 まずは、数字にごまかされないように、単位あたりの値段を割り出す。
そして前年や他社と比較する。これが分析の基本だということ。
 
[PR]
by nokogirisou | 2007-02-01 22:51 | 本と図書館
<< しごと 母と子 >>