千住真理子

 黄色いドレスに身を包み、千住真理子がステージに
登場した。
 スロヴァキア室内オーケストラとはちょっとミスマッチかな
…と勝手に思った。雰囲気がちょっと違う。こう感じるのは私だけだ
ろうか。
 おなじみの「四季」が始まった。
 ストラディヴァリウスはすごい。とてののびやかな大きな音である。
すぐに千住のヴァイオリンの音だとわかってしまう。
 これまで私が聴いたどの「四季」ともちがう、四季の音色であった。
 
 この曲は、やはり目で演奏を身ながら聴くのがとても楽しいことが
よくわかった。
 それぞれの弦の音が織物のように、四季の世界をつくっていく。
あの音は、あの楽器だったのか…という個人的な発見もあった。
 春の千住はとてもよかった。のびやかではればれとして聴いていて
気持ちがよかった。
 しかし、秋と冬の一部。ぎこぎことした摩擦音ちょっと気になった。
 楽章ごとに拍手で遮られるのがとても不愉快だったが、それでも
聴きに来てよかったと思える音楽会であった。
  
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by nokogirisou | 2007-03-03 21:31 | 音楽
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