『物語の役割』小川洋子

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  ひさしぶりに仕事のためでない読書をした。
 仕事に追われてとても疲れていた。
 それなのにたらたらと、いっきに読めた。

 補修する側が補修される側より強すぎてはだめなのだという。
「物語もまた人々の心に寄り添うものであるならば、強すぎては
いけないということになるでしょう」と小川はいう。

 読者を無理矢理ひっぱるような物語は私も疲れてしまう。
 到着地点を示さず、迷う読者と一緒に彷徨するような小説を
小川はめざしており、私もその点共感を持った。
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by nokogirisou | 2007-05-11 23:08 | 本と図書館
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