『夕凪の街 桜の国』こうの史代 双葉社

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 偶然は今日は8月6日。
何気なく図書館でみつけて借りてきたコミックだった。
100頁にみたない中いに3つのお話がはいっていた。
一晩に3回読んでしまった。
 舞台はヒロシマ。
広島の話をひさしぶりの読んだ気がする。決して悲惨さを全面に出し、
強いメッセージを投げかける作品ではない。被爆後10年たった広島
のことを私はまったく知らなかった。その街で死んでいった人たちがいた。
生き残ってもその後ずっと原爆を引きずって苦しむ人がいた。残された
人たちの日常を描いてつないでいく3つのお話である。いくつかの時代が
行き来するが、少しも違和感なく伝わってくる。その時代のその街の空気
が伝わってくるような作品。
 ヒロシマはまだ遠い昔のことではないと思っている。
 とても自分の中に残るものがあった。
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by nokogirisou | 2007-08-06 06:33 | 本と図書館
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