武相荘にて

 19日は東京に滞在した。いつかは行ってみたいと思っていた
鶴川の武相荘を訪ねた。そこは旧白州次郎・正子邸である。
白州夫妻は鶴川の農家を買って、昭和18年に引っ越してきた。
武蔵と相模の境にある地にちなんで、そして「無愛想」とかけて
この名前をつけたという。
 茅葺き屋根の母屋には、様々な骨董品が展示されていた。
そのひとつひとつの生活の品を眺めることが、味わい深く楽しい。
名前がつけられている故に趣があり、愛着がわくのかもしれない。
和の食器に、洋風の食べ物がもられているのがとても新鮮だった。
ひときわ気になったのが長いアップルパイとちいさなシュークリーム
だった。
 一番興味深かったのは書斎の本棚だった。割と最近の本と古い
全集本などが混交している。河合隼雄と小林秀雄の著作が目立った。
本棚というのは人を表すと思う。
 見学のあとにお茶処でお弁当をいただいた。白州さんが好きだったという
青山の「レ・クリスタリーヌ」から取り寄せたフレンチ弁当である。
 これがなかなかすばらしい、宝箱のようなお弁当だった。
 オードブルがタマネギのキッシュ 無農薬野菜のラペ 檸檬風味
 フランス産鴨胸肉の田舎風パテ
 サーモンのムース そしてチェリートマト
 
 メインが蒸したオマールエビとエストラゴン風味のマヨネーズソース
 和牛肉のステーキ ジャガイモのピューレパセリ風味添え
 ターメリックのバターライス
 
  にんじんのポタージュスープ

  デザートがパイナップルのコンポート パンプキンキャラメル風味
  フランス風シュークリームチョコレートソース添え

  こうやってメニューを書き出しているだけでわくわくする。料理とは本当に
 なんと奥深いものか。
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by nokogirisou | 2007-08-19 22:37 | 日々のいろいろ
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