察すること

 職場で、ほんのある時間、敬愛している職場先輩と2人きりに
なり、彼女の物語を聞いた。
 彼女は、大家族の商家に生まれ、典型的な昔ながらの家庭に
育ったという。その中でたくさん叱られ、たくさん鍛えられ、厳しく
しつけられたのだが、今になって何がいちばん鍛えられたかと
いうと「察する力」だという。叱られたくなくていつも年寄りや親の
顔色を伺っているうちに、今大人たちが何を考えているか、何を
自分に求めているかを察することができるようになったのだそうだ。
 子どもの頃はそれが嫌だったそうだが、今となるとその習慣は
とても役だっているという。生きていく上で、場の空気をよんだり
初めて会った人を観察したり、自分に何が求められているかを
察することは重要だと思う。彼女は気付かないうちにそれが習慣
となっていたために、人付き合いやコミュケーションにおいてあまり
苦労しないですんだそうだ。
 この物語は、とても示唆にとんでいた。
 自分はどうだったろうとふりかえった。
 共通するのは、私が母親の顔色ばかりうかがって生きてきたこと。
私もまた大人の様子をいつもうかがって、叱られないことばかり考え
て生きてきたのだと気付いた。さて、「察する力」はついているだろうか?
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by nokogirisou | 2007-08-30 23:30 | 日々のいろいろ
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