図書館生活「ほんぽーと通い」

 新潟中央図書館 「ほんぽーと」は、市内の公共施設で最も人が集まっている場所で
あるらしい。子どもからお年寄りまで、多くの人が利用している。
 なんだかんだと私も毎週通っている。開館記念の絵本原画展も楽しんだし、予約して
何冊も本を借りた。インターネット予約の便利なことといったらない。しかしこの背後には
実は多くの人手を要していることと思う。メールを送るのは自動であるにしても。本はほか
の図書館から勝手に飛んでこないのだから。雑誌も読んだし、漫画も手にした。児童図書
のコーナーもティーンズコーナーものぞいてみた。
 まだ利用していないのは、視聴覚ソフトと個室の研究室、グループ研修室。
楽しみだったビーンズカフェのサンドイッチやカーブドッチのジェラートも食べた。カーブド
ッチの本格的なサンドイッチはゴージャスだった。パンやジェラートのためだけにほんぽ
ーとに赴く人もおられるとか。私は図書館のカフェが好きである。食と本の結びつきという
のは、不思議な感じだが、まあこういう楽しみがあるのも悪くない。
 気になるのは、ティーンズコーナーが2階の視聴覚コーナー横にあること。児童図書の
近くにあった方がよいのでは…と思った。児童のコーナーがあまり独立しすぎない方が、
子どもが自然にヤングアダルトへと移行できる方がよいのでは…と思う。そして返却がす
べて入り口すぐのカウンターで行わねばならないこと。借りる場所と返す場所が分離して
いてちょっと違和感があった。それからレファンスコーナーが2階にあるのも残念。やはり
調査や質問は1階で気軽に行いたい。司書さんの活躍の場は一階にあるべき。

 さて、図書館といって思いつく作家は私にとってはやはり村上春樹だ。ありきたりでない
なぞめいた、村上春樹作品の中の図書館が気になってならない。ありえないけれどどこ
かにあってほしいと願ってしまう。
 『海辺のカフカ』の甲田図書館も、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の中
の図書館も、『ふしぎな図書館』の図書館も、みんな普通ではない。なにか非日常的で、
何か起きそうな図書館。
 私が子どもの頃の図書館は、暗くて重おもしくて、ちょっとなぞめいた場所だった。今の
ように明るく、便利で賑わってはいなかったけれど、それはそれで日常的に大好きな場
所だったことを思い出す。
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by nokogirisou | 2007-11-19 21:56 | 日々のいろいろ
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