バレエダンサー 岩田守弘さん

12月9日に偶然プロフェッショナル 仕事の流儀を見た。
思わず引き込まれて、最後まで見てしまった。岩田守弘というバレエダンサーをこれまで
全く知らなかったが、とても魅力的な人だと思った。ひたすらに道を究めようとする芸術家
魂を感じた。
 彼は10代で当時のソビエトに渡り、バレエを学び、苦労の末、ボリショイバレエ団に
入団した。しかし入団しても、ライバルは山のようにおり、なかなか役をもらえない。小柄
な彼は、主役の王子様などとても踊れない。そんな中、なんとか役がほしいとお願いする
と誰もやりたがらないようなサルの役が回ってきた。彼は徹底的に研究してサルの役を
もらって踊りきる。それが認められて、道が拓けた。
 彼は苦しいときこそ人間が成長するという。成功したとき、上手くいっているときは成長
しないという。とにかく思い上がったり、うまくいったと思ったら成長は止まってしまう。
彼はいつも次のことを考える。現状に満足せずより高度なものを求め続ける。謙虚である
ことが必要だ。
 彼の踊りは、派手なふりつけよりも細部の小さなジャンプを大切にする。
 驚いたのは、いつになっても舞台がこわいということだった。舞台ではすべてが出てしまう。
だからこわい。その気持ちがあるからいつでも挑戦者でいられる。そして彼はどんな場面で
あろうど、どんな状況であろうと自分のすべきことをするのがプロだという。
 すべての仕事に通じることだと思った。
 逃げない、愚痴らない、向上心をもつ、細部を大切にする、自分のやるべきことをやる。
 
[PR]
by nokogirisou | 2008-12-11 00:12 | 日々のいろいろ
<< ミュージカル「大いなる遺産」 千住真理子プレイズ千住明 >>