ミュージカル「大いなる遺産」

新潟市の市民創造ミュージカル「大いなる遺産」を見にいってきた。知人が出演
しているので、見にいったのだが、想像以上にこのミュージカルがすばらしく、
ぐいぐい舞台に引き込まれた。
 派手な舞台装置もダンスもないのだが、演出がとてもうまく、出演者を上手
につかって、舞台の上が七変化した。墓場の主たちが、あるときは馬車になり
あるときは舞踏会の踊り手たちになり、あるときは黒子になる。もちろん歌も歌う
し、大道具にも変身する。
 ディケンズの大作を原作とするので、いったい3時間弱でどのようにまとめる
のか興味があったが、壮大なスケールの人生劇を、なぞときを絡めながら、
「愛」をテーマに描いていた。省略するところは大胆に省略し、苦悩するピップと
人柄のよいジョーの魅力が光った。対照的な2人の女性、少女時代のエステル
とビディがどちらも魅力的だった。
 音楽は宮川彬良さん。彼のピアノはいつもののようにすてきだった。それに
しても宮川さんの精力的な音楽活動には脱帽である。
 ミュージカルへの熱が再燃する。学生の頃味わった劇場でお芝居を観る楽しさ
を思い出した。
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by nokogirisou | 2008-12-18 00:46 | 音楽
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