映画「人のセックスを笑うな」を見る

 公開直後から見たかったのだが、都合が合わず、DVD公開になってもずっと借りられ
っぱなしで、ずっと見られなかった。ようやくレンタルして見ることができた。
美術大学に通う19歳のみるめ、39歳のリトグラフの非常勤講師ユリとの純愛を描く。
 美大仲間の堂本、えんちゃん、みるめの関係が並行して描かれ、田園風景や、美大
の雰囲気が伝わってなかなかいい映画だった。全体に冗長で長々とした作品なのだが
それもまたよかった。みるめとじいちゃんの関係にも惹かれた。
みるめはユリとの仲をうれしそうに告白するが、それが、えんちゃんを傷つける。
傷ついてもえんちゃんは、みるめを心配する。
 みるめは、思い切ってユリの上を訪ねるが、そこで実はユリは既婚者であることが
分かる。猪熊さんという、あったかい旦那さんがいるのだ。ユリは夫に頼りっぱなしで夫
がいることがみるめにばれても「言わなかったっけ?」と少しもひるまない。みるめは動
揺を隠せない。
 そんなみるめを心配するえんちゃん。そのえんちゃんを心配する堂本。
私たちは知っている。 
 こういう若い恋はかならず終わりがあるということを。
 「ユリ」は姿を見せなくなったなと思ったら、なんと夫の猪熊さんとインドに行っていた。
 「みるめ」は一人美大の屋上で呆然とするしかない。
  
   「ユリ」にすっかり翻弄された「みるめ」は、もう時間をかけて立ち直るしかない。
 ユリを演じる永作博美、みるめを演じる松山ケンイチがいい。
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by nokogirisou | 2009-02-19 13:43 | 映画
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