同級生との再会

 高校時代の同級生が、出張で新潟に来ているというので
お昼を一緒に食べることにした。手紙や電話のやりとりは
していたが、実際に会うのは数年ぶりである。
 一気に高校時代にスリップする。彼女は当時の教師や
授業のことを事細かに覚えていて語るのだが、そのエピソ
ードのほとんどを私も覚えていて、タイムスリップする不思議
さを感じた。昨日の退職の会での思い出より、さらに昔の話な
のに、高校時代の記憶の方が新鮮で、きらきらして感じられる
のはなぜなのか。日頃思い出さない記憶を、ひさしぶりに辿った
からだろうか。あるいは、「高校時代」は特別なのか。
 職場での思い出は、実はそれぞれ思いが異なる。また一緒に
仕事をした時期や、空間がずれているので、懐かしさは「雰囲気」
が中心になる。しかし高校時代の思い出は、時間単位で共通である。
同じ場面、同じ空間を共有した、リアルでベタな思い出が現代にひき
ずり出されるのだ。
 そしてだんだんに現在の仕事のことへと話がうつっていく。
 相変わらず、彼女はタフで、転んでもただでは起きない人だった。
彼女は人事で憂き目をみたのだそうだが、そのつらく悔しい期間に
大学院に通って勉強し、キャリアアップをはかったという。また今でも
その勉強は続けているとか…。また勉強したことを形に残そうと論文を
書き続けているそうである。そういう真似は自分にはできないなと思う。
 私が好きなのは、雑学で、生活の中でちょこちょこと知ることが楽しい。
「学問」とはほど遠い。村上春樹も読みたいし、太宰治も読みたいし、
ヤナーチェックも聴きたいし、横坂源のチェロも聴きたいし、山崎まさよし
の新しいアルバムも聴きたいミーハーである。
 キャリアをアップする暇がない。とほほ。
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by nokogirisou | 2009-06-28 05:05 | 日々のいろいろ
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