秋の新宿「古月」

 またまた古月に行ってきた。秋の味覚を楽しみに。
春は桜、夏は、さるすべり、今日は紅葉には早く、緑の
木々がいきいきとしていた。背の高いホンダさんがにこやかに
迎えてくれる。料理人のマエタさんが厨房で中華鍋を握って
明るい声で声をかけてくれる。
 金曜の夜で予約がいっぱいなのに、私のような一人客のため
にちゃんと席を用意してくれて感謝である。
 
前菜は豪華なもりあわせだった。
 ・広東風ローストダック
 ・釜焼きチャーシュー
 ・自家製の腸詰
 ・みょうがの酢漬け
 ・サンマの薫製
 ・ホタテ
 どれも絶妙な美味でバランスよい。美しい盛り合わせだった。
  次にいためもの。私のリクエストでイカである。
 花が咲いたようなイカの上にあざやかなズッキーニ。
 宝石のようなぎんなんにむかご。
 中国料理のイメージを超越するいためものだ。一気に
 食べてしまう。

 次の登場したのが、特製麻婆豆腐とご飯。
 麻婆豆腐は豆腐からしてちょっとちがう。辛すぎず、しょっぱすぎず
 めりはりのある味。
 ご飯にかけて食べるとまた絶品。本当に気取らず「うまい!」と
 叫びたい。 ふだん食べている麻婆豆腐とは別物だ。
 ご飯はそれだけでもおいしい。

 そして養生スープ。骨付き肉と、青梗菜がたっぷり入っていい
 味を出している。まろやかで、身体にやさしくしみわたっていく。
 これがまた麻婆豆腐にぴったり合う。薬膳料理なのだそうだ。
 
 デザートは、梨とキンモクセイのゼリー。
 梨はうらごしされてなめらかだ。キンモクセイの花はいい香りがする。
 秋をあじわっている充実感があった。

 最後にあたたかい烏龍茶。
 いっしょに出てきた、落花生の塩ゆでが絶品だった。ゆで加減が
 ちぃうどいい。
 逝った落花生の比ではない。これはお酒のつまみに最高だろう。
 マエタさんの実家から送られた落花生だそうだ。
 ほんとうにおどろく食感。

 満足満足。本当に充実したお食事だった。帰りに車の運転をしなければ
ならないためにお酒が飲めなかったのが残念だが、お料理を堪能した
満足感がある。
 食事が人を幸せにするということは確かにあると実感する。
 「古月」のファンである。
 マエタさんありがとう!
 

 
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by nokogirisou | 2009-10-17 14:47 | 日々のいろいろ
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