2004年 10月 05日 ( 1 )

大原美術館展

 
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 昨年仕事で倉敷に行くことがあった。アイビースクエアに宿泊
し、美観地区の雰囲気を楽しんだ。ところが肝心の大原美術館の
開館時間がそのまま会議の時間にあたっており、終了後走っても、
すでに門は閉じていた。翌朝開館前の美術館の周りを一周したが、
結局中の作品をみることが出来なかった。無念だった。倉敷は遠く
そう簡単にもう一度訪れる機会があるとは思えなかった。
 だから、地元の美術館に大原美術館の作品が来ると知って本当
に嬉しかった。
 訪れたのが日曜日だったせいもあって、県立美術館は人であふれ
かえっていた。
 「モネ、ルノアールから20世紀美術まで」という副題がついている。

 日本洋画の潮流→初期コレクションを形成した児島虎次郎の目
 →西洋絵画の展開→洋画素描→(マチスの「ジャズ」と棟方志功
 の「大原總一郎志へのオマージュ テキスト=ニーチェ」)→今日
 の絵画とその展開
 
 という構成だった。

 マティスの挿画本『ジャズ』の中の一枚を私も持っている。だから
細い通路に全作品が並んでいるのを見て心躍った。
 また、これまであまり興味のわかなかった棟方志功がとても新鮮
におもしろく感じられた。

 クールベの「秋の海」ピカソの「貧しい食事」ムンクの「マドンナ」
梅原龍三郎の「紫禁城」をはじめ、以前みた懐かしい作品との再会
があった。 
 そして今回、とても印象に残っているのが古賀春江の「深海」と
クレーの「A」ミロの「まきもの」である。
 ほんものの大原美術館をやはり訪れようという気持ちを持って
出口に立った。
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by nokogirisou | 2004-10-05 05:13 | アート