2017年 12月 17日 ( 1 )

学校図書館自主講座

    神戸・京都で勉強会や読書会を行っている足立正治先生主宰の学校図書館自主講座に参加した。以下私的な感想である。

1.報告“司書教諭としての立ち位置を確認するための「研究」-博士課程の7年間をふりかえって-(庭井史絵さん  慶應義塾普通部)

      具体的に、研究のきっかけ、研究テーマの変遷や、用語の定義の必要性、研究方法の研究、図式化の有効性、論文にまとめて行く苦労と戦略等を丁寧に話してくださり、大変勉強になった。言説が、仮説となるために多大な調査が必要なことがわかった。

      また、庭井さんの学校図書館利用指導の内容を25カテゴリー119項目に分類した表は、現場で活用できそうだと思った。思っただけではだめで、実際に意識して授業に取り入れたいのだが。


      私は全くアカデミックな世界に素人で、あることを明らかにするために、何をどう調査すればよいかわからない。これまで私は、たくさんの実践発表は聞いてきたが、図書情報系の学会発表を聞いたことがなかったので、今回、研究デザインや研究方法について知ることができたのは収穫だと思う。

       私は、量的研究より質的研究に興味があり、インタビューの分析手法に関心を抱いた。もう少し知りたくなった。


2.意見交換

探究学習(情報と探索と利用の指導)を学校図書館員と教科教員が協働で行う場合、図書館員と教科教員が互いの役割を図り合いながら効果的に納得のいく関係を作っていく必要がある。しかし大抵、図書館員が、教科教員の特性に合わせて柔軟に対応することが求められる。では、教員側はどうすればよいのか。バックボーン、意識、経験がちがう教員が、もう少し共通の土俵に登ることができたらと思う。今はあまりにも、探究学習に対する予備知識、意欲、指導力が違いすぎる。教員養成や経験者研修で情報と探索の利用指導を学ぶチャンスを作る必要があるのではないか。

また、資料、文献の読み方、情報の処理の部分の指導法の確立が急務だと思った。


 


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by nokogirisou | 2017-12-17 22:02 | 本と図書館