カテゴリ:旅( 29 )

姫路城に行ってきました

平成の大修理が終わった白鷺の天守閣を見に姫路に行ってきた。大変混むと友人に聞いていたので、開門の9時には、並んだ。姫路城になんとまあ沢山の人が来ることか。
城は白い。雲のうかぶ青空に映える。
城は時代により姿を変え、主を変えてきた。しかし、生活感や使用感がない。これはシンボルなのだ、趣味の所産だと周りの人が言っている。パンフレットには、戦いの知恵を秘めた美しい仕掛けとして、瓦、窓、狭間などの工夫が説明されている。
とにかく、階段が急なのだ。流れにまかせて、上へ、上へと六階をめざす。眺めのよさを堪能する間、5分。あとは下へ。
気がつくと2時間が経過していた。
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by nokogirisou | 2015-05-24 16:15 |

奈良の旅2014 室生寺長谷寺

 奈良を旅してもこれまでなかなか足を延ばせなかった
宇陀市の室生寺と桜井市初瀬の長谷寺を参拝した。
 京都から近鉄でけっこう時間がかかる。

 室生寺は室生寺大野口から一時間に一本のバスに乗って
いく。お客は7人のみ。とても静かな寺だった。
 平安時代初期に建てられた金堂ととても小さい五重の塔
はなかなか趣がある。ただよう空気に時代を感じた。
 奥の院まで挑戦したが、階段の数が予想以上に多く汗だく。
登っても登ってもたどりつかない。しかし御影堂にたどりついた
ときは達成感を得た。
 
 長谷寺は桜井市の初瀬にある。初瀬は歌によく詠まれる地名。
駅から寺までの道のりが暑く、遠い。門前のお土産屋通りが
ずいぶんすたれた印象を受ける。歩いている観光客がいない。
名物の草餅を一つ買って食べる。疲れた体にしみわたる甘さ。
 霊場なので、参拝する客はいるが、みなバスで直接寺に
やってくるようだ。だから参道を歩く人はいないのだ。
暑い平日のせいもあるだろうが。

 ようやく寺にたどりつき、登楼をあがりながら、心が落ち着
くのを感じる。長い長い階段の廊下。こうしてご本尊を拝んだ
ときの感動はない。十一面観世音菩薩さま。
 長谷寺は古典にも信仰の対象としてよく登場する。圧倒
される力を感じた。
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by nokogirisou | 2014-08-04 06:12 |

京都の旅2014 街中散歩

  
 
 今回の京都の旅で、おもしろかったのは街中を
散歩してまわったこと。
 
 鴨川沿いは七夕の準備の灯篭や川床の宴会風景
が眺められた。川の散歩は気持ちがよい。いつ歩い
ても散歩をしている人が多い。人々に親しまれて
いる川なのだ。

 先斗町には魅力的なおばんざい屋が並ぶ。
「ますだ」は歴史あるお店。司馬遼太郎らが通った
という。中には司馬遼太郎の書が飾ってあった。
司馬と一緒に来店した文士たちの名前を読みこんだ
歌か詩だろうか。店の人が丁寧に説明して見せて
くれた。ここのおばんざいは、すばらしい。しめ鯖、
なすの田楽、湯葉巻、イワシの山椒煮に舌鼓をうつ。

 北野天満宮の近くの上七軒は粋な通り。舞子さん
が歩いている。その歌舞演芸の稽古場で夏の間は
ビアガーデンをやっている。5時半開店だが、5時
にはお客が並んでいる。みな予約された客ばかり。
いちげんさんは私だけのようだった。そのため、
残念ながらガーデンには通されず、店奥のテーブル
席に通された。気の毒がった舞子さん2人がやって
きて、たくさんおしゃべりをしてくれた。岐阜出身
の方と静岡出身の方だった。舞子言葉を上手に使う。
しかしここは明朗会計。助かった。
 烏丸御池のあたりを歩いていたら伊右衛門カフェ
を発見。のどが渇いていたので冷茶を注文する。
かぶせ茶というそうだが、独特の淹れ方をする。
これが美味。日本茶を気軽に存分に楽しめるお店。
 さらに、イノダ珈琲本店を発見。こちらも情緒
あふれる。本格的なモーニングが人気らしい。
朝は7時から営業。
  
 一乗寺の恵文社のあたりも歩いた。個性派書店
の恵文社は、本の並べ方が絶妙で、買う気を起さ
せる棚ばかりだ。雑貨店とギャラリーとイベント
のできるコテージも併設されている。多目的な
文化発信地になっている。またこのあたりは京都
であることを忘れそうな、下町の雰囲気が漂い
それが心地よかった。
 恵文社を訪ねたら、もうひとつの個性派書店
ガケ書房にも行ってみたくなった。こちらは店の
外見から変わっている。何と砂利でかこまれている
のだ。中は雑貨屋さんと古本屋さんが同居している。
 書店といえば、京都には大垣書店という大型店も
魅力的だった。夜の9時過ぎても営業しているし、こ
の店の棚作りもすてきで、品ぞろえがよい。


 
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by nokogirisou | 2014-08-04 05:46 |

京都の旅2014 修学院離宮


 真夏の午前中に修学院離宮を見学した。
加藤周一の「日本の庭」を読んだときは竜安寺の石庭と修学院
離宮の庭をアウフヘーベンした庭が桂離宮の庭だという印象を
受けたが、年代的には桂離宮の方が修学院離宮の先につくられ
ていた。修学院離宮を造営した後水尾天皇はもちろん桂離宮を
意識して庭を作り、参考にしたそうだ。そして2代目の八条宮
智忠は、その修学院離宮をさらに意識して、桂離宮の増築を
行った。互いの庭が影響を及ぼしあっていたのが事実のようだ。

 後水尾天皇は自由を求め、修学院離宮を自ら粘土で設計した
そうだ。日常生活では自由に動き回れなかったので、せめても
別荘の中では十分に自然を堪能し、自由な生活を楽しみたかった
らしい。幕府と皇室の間に緊張関係が続いていた時代である。
 したがってこの庭は立体的である。しかも桂離宮よりも規模が
でかい。遠くに見える比叡山も一望できる京の街並みすべても
借景し、庭の一部となっている。上中下の3つの離宮の間には
田園風景が広がっているが、この景観維持のために8万㎡に及ぶ
水田を買い上げ、ずっと地元の農家に農耕してもらっているそうだ。
下離宮から上離宮まで、かなりの距離を歩かねばならないが御水尾
上皇は自分の足で歩いたという。

 なんといっても圧巻は上離宮である。谷川をせきとめて作った
浴龍池の景観がすばらしい。高いところに作られた池なので、石垣
で四段に土留されているが、景観のために、石垣の上に数十種の
常緑樹を混ぜて垣根にして目隠しにしている。
 広大な池のまわりを一周できるが、どこから見た景観も見事だ。
そこにちょうど優雅にアオサギがとんできてこの池は自分のものだ
と主張しているかのように見えた。

 自然を大胆に取り入れた広大な修学院離宮は野趣あふれ、とても
ダイナミックに見えた。気が付くと1時間15分が経過していた。
すばらしい離宮であった。
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by nokogirisou | 2014-08-04 01:28 |

京都の旅2014 桂離宮

  ここ数年、京都の旅を続けている。歩ける街だから好きだ。
何度訪れてもなぞが多く、わからない道があり、新鮮で、季節
によっても違う顔を見せてくれる。観光客だからこそ、気まま
に滞在できるのだろう。暑いのは覚悟の上で、今年も旅に出る。

 今回の目的の一つは、加藤周一の「日本の庭」を読んで以来、
気になっていた桂離宮と修学院離宮を訪ねることだ。
 平日に夏季休暇をとったので、オンラインで比較的簡単に宮
内庁に離宮参拝の予約をとることができた。真夏はさすがに暑
いので敬遠する旅行客が多いらしい。 

 到着後、桂離宮見学時間まで時間があったので鈴虫寺と地蔵院
を周り、やや俗っぽい説教もまた楽しく、草鞋をはいたお地蔵さん
に真剣にお参りした。桂離宮の元関係者のやっている茶店でとろろ
そばを食べて、いざ離宮に向かう。

 桂離宮の周りには何もない。桂川が悠々と流れるばかり。
日蔭もない中を開門まで待つ。開始20分前に控室に案内される。
案内ビデオを見た後で、宮内庁職員によって庭園内を案内して
もらう。八条宮智仁によって宮家の別荘として作られた回遊式庭園
だが、2代智忠によって茶屋や書院が増築され池や庭園も整備され
たという。親子2代によって作られたところが特徴だ。舟遊びをし、
四季によって異なる茶屋でお茶を楽しみ、月を愛でた。

 私たちは庭全体を見ることができない。歩きながら、目の前の
風景を楽しむ。そこここに見立ての美がある。整備され、抽象的
な自然がある。洗練された美と言われる意味がようやく納得できた。
月見台にやってきてようやく庭全体を見回せる。
園内には灯灯篭がたくさんあり、夜に客人たちが園内をめぐり
遊んだことがわかる。
 
 一つ一つの建物、庭の植物は、とても丁寧に整備され、定期的
に修理されている。維持管理には莫大な費用とエネルギーが必要
だろう。およそ1時間にわたる見学は充実したものであった。
 
 ここ数年、京都の旅を続けている。歩ける街だから好きだ。
何度訪れてもなぞが多く、わからない道があり、新鮮で、季節
によっても違う顔を見せてくれる。観光客だからこそ、気まま
に滞在できるのだろう。暑いのは覚悟の上で、今年も旅に出る。

 今回の目的の一つは、加藤周一の「日本の庭」を読んで以来、
気になっていた桂離宮と修学院離宮を訪ねることだ。
 平日に夏季休暇をとったので、オンラインで比較的簡単に宮
内庁に離宮参拝の予約をとることができた。真夏はさすがに暑
いので敬遠する旅行客が多いらしい。 

 到着後、桂離宮見学時間まで時間があったので鈴虫寺と地蔵院
を周り、やや俗っぽい説教もまた楽しく、草鞋をはいたお地蔵さん
に真剣にお参りした。桂離宮の元関係者のやっている茶店でとろろ
そばを食べて、いざ離宮に向かう。

 桂離宮の周りには何もない。桂川が悠々と流れるばかり。
日蔭もない中を開門まで待つ。開始20分前に控室に案内される。
案内ビデオを見た後で、宮内庁職員によって庭園内を案内して
もらう。八条宮智仁によって宮家の別荘として作られた回遊式庭園
だが、2代智忠によって茶屋や書院が増築され池や庭園も整備され
たという。親子2代によって作られたところが特徴だ。舟遊びをし、
四季によって異なる茶屋でお茶を楽しみ、月を愛でた。

 私たちは庭全体を見ることができない。歩きながら、目の前の
風景を楽しむ。そこここに見立ての美がある。整備され、抽象的
な自然がある。洗練された美と言われる意味がようやく納得できた。
月見台にやってきてようやく庭全体を見回せる。
園内には灯灯篭がたくさんあり、夜に客人たちが園内をめぐり
遊んだことがわかる。
 
 一つ一つの建物、庭の植物は、とても丁寧に整備され、定期的
に修理されている。維持管理には莫大な費用とエネルギーが必要
だろう。およそ1時間にわたる見学は充実したものであった。
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by nokogirisou | 2014-08-04 01:02 |

妙高山

  
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 「先生、冬はいったいどこに行ったんでしょうか?」
昨日の現代文の授業のはじめにある生徒が窓の外を見
ながらそう言った。今日もまるで春かと思うような天気だ。
 今年、新潟市に雪は積もらない。私の雪の記憶は、妙高
赤倉に集約される。それほど今年2回でかけたスキーの
記憶は強烈だ。雪に囲まれたあの時間。
 さまざまな山の中で、こんなにも気持ちをゆさぶられる
山はあっただろうか。上越に向かう高速道路で思わずその
姿を探してしまう。妙高山。のぼれば、そこから見える世界
に心躍らせる。
 子どものころから、毎日眺めてきたからだろうか。校歌で
歌い続けてきたからだろうか。特別の山をもっていることを
幸いに思う。
 
 
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by nokogirisou | 2014-02-01 10:49 |

夏が終わった

  京都、北九州、島根は玉造温泉、東京とあちこち大移動した夏
もとうとう終わろうとしている。
いつもの夏よりもあっという間だった。
 東京から帰ると、新潟はみごとな夕焼けの中だった。
 しみじみ帰ってきた…という思いになった。
 新幹線から眺める風景になんともいえない親しみを感じる。
駅に降り立ったときに、新潟の空気を感じる。
ここにはゆるやかな時間の流れ、人のうごきがある。

日本海と信濃川が間近で、角田と弥彦を仰げる新潟市に愛着を
感じる。ここはやはり水の都だ。

 観光地として、農産物の産地として、宣伝や売り込みは上手
ではないかもしれないけれど、やっぱり新潟のたべものがうまい
と思う。(これは新潟市に限らず、新潟県全体でいえること)
特別な名所はないけれども新潟の夕陽はすばらいいと思う。
散歩にすぐれた道も多い。

 私は旅が大好きだ。移動することが大好きだ。
 けれども夏のおわりに、じぶんの居場所に戻ってしみじみ思う。
 旅は、自分の場所を再確認する行為だ。
 今、ここで、じぶんができることをしよう。
  
 
 
 
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by nokogirisou | 2013-08-24 22:02 |

夏の京都

 
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 周囲の人にあきれられるのだが、年末の京都に引き続き、夏の京都を
旅してきた。
 今回は、20日に北野天満宮、貴船、下鴨神社のみたらし祭
 21日に広隆寺、妙心寺、伏見稲荷
 を回った。

 北野天満宮は、広大なかごの中で梅ぼしを行っていたのが印象的だった。
 貴船は川床といきたいが、大変混んでいるうえに高価なため、見学だけ
して、川に足を浸して楽しんだ。
 貴船神社も大変な人出で、七夕の短冊を書いたり、水にひたすと文字が
うかびだすおみじくをひく人たちであふれていた。
 冬にきたときと、夏では大きく雰囲気が異なる下賀茂神社。糺の森は
せみの声。
 みたらし祭は新潟の「蒲原まつり」のような大賑わい。
 みたらし池に足をいれておこなうみぞぎは大変気持ちよい。
 年末閉店していて食べ損ねたみたらしだんごも堪能した。

 広隆寺の弥勒菩薩の美しさは、うわさ以上だった。中性の美しさ。
 中宮寺の弥勒菩薩半跏思惟像の方が女性的であるように感じた。

 妙心寺はたくさんの塔頭があり、大徳寺のような趣だ。
 退蔵院のお庭と、瓢鮎図をしみじみ堪能する。
 水がすくないためか、鹿威しの音がゆっくりに感じられた。

 最後は、現在外国人観光客の人気1位になったという伏見稲荷
を参拝した。JR稲荷駅をおりたらすぐである。
あのたくさんの紅い鳥居が魅力なのだろう。本当にアジア系の
観光客が大勢で圧倒された。

 夏の京都も魅力的だった。
 



 
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by nokogirisou | 2013-07-22 01:12 |

雨の大徳寺高桐院

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中学時代と印象が変わった高桐院。
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by nokogirisou | 2012-12-31 16:07 |

年末京都の旅まとめ

 10月29日(土)~30日(日)に年末の京都を旅した。
一日目は三尾を中心に
 京都駅からJRバスに乗って高雄をめざす。50分ほどで到着。
 栂尾山の高山寺からスタート。夢研究で有名な明恵上人ゆかりの寺。
国宝の石水院のたたずまい、眺めがすばらしい。明恵が後鳥羽上皇に
学問所として賜った建物。
またこの寺には鳥獣戯画のレプリカが飾ってあった。日本史で有名な
漫画である。かえるが大活躍。栂尾山は茶の発祥地で茶畑があった。
 そのあと槇尾山西明寺へ。こちらは弘法大師の高弟が創建したという。
現在の本堂は元禄13年に桂昌院の寄進により再建されたものだという。
桂昌院とは将軍綱吉の生母、「玉の輿」の語源のもとになった人物だ。
 次は、長い石段を登って高雄山、神護寺へ。紅葉の季節が終わって
天ぷらやも茶屋も閉店。神護寺は平安京造営の責任者和気清麿が建てた
という。平安時代に二度の災害、応仁の乱等で焼失したが、江戸、昭和
にわたって再建されている。ここの紅葉はすばらしいらしい。そして
楽しみなのが、厄除けの「かわらけ投げ」。今は客がおらず独占して
素焼きのかわらけを投げた。下手なので、飛ばないが…。
 たいへんレトロな高雄観光ホテル喫茶店で「にしんそば」を食べて、
ふたたびバスに乗って京都駅へ。
 あと30分しかないのあわてて東寺へ。時間が短いということで
拝観料を安くしてくれた。その代わり4時半には必ず門から出るように
約束させられる。東寺は、初詣の準備で大忙しという様子。それにお構い
なく、私は桃山時代の金堂と室町時代の講堂をじっくり眺める。講堂の帝
釈天はなかなかりりしい顔つきで、梵天はちょっと阿修羅に似ている。
立体曼荼羅が興味深かった。
 江戸の作の五重塔はみとれるほど美しい。中が見られなかったのが残念。
さすが立派なお寺だった。追い立てられるようにして外に出ると、外の堀
にサギがいて、器用に魚をとって食べていた。
 本日はこれで終了。夜は先斗町の居酒屋「ここら屋」でゆっくり食事。

二日目は、あいにくの雨。かなりの降りだった。まず下鴨神社へ。
 手前に鴨長明ゆかりの河合神社があり、方丈の庵が公開されていた。この
庵、どこでも住める、可動式の庵だったらしい。糺ノ森がとても荘重な雰囲
気で気持ちよかった。「みたらしだんご」は御手洗池の泡の形を模したもの
だそうだ。あちこちたくさんお参りしていたら、けっこうな時間がたっていた。
 次は上賀茂神社。正式には賀茂別雷神社。世界遺産の荘厳な雰囲気。立砂が
あり、ここに神様が降り立つのだそうだ。
 そのあとは「あぶりもち」を楽しみに今宮神社にお参り。一条天皇がつくった
疫病平癒のための神社。ところが「あぶりもち」のお店はやっていなかった!
 仕方がないので、お昼を食べる。「ゆばんざいこ豆や(北大路店)」へ。
 町屋づくりの天井の高いすてきなお店だった。湯葉料理がちょっとずつ10品
ほどつく。とろとろ湯葉のどんぶりと豆乳プリンが美味。30日の昼までの営業
ということですべりこみセーフだった。
 京都の旅の最後は、大徳寺。今回の旅に行こうと思ったきっかけが大徳寺だった。
友人に紅葉美しい大徳寺の写真を送ってもらって、ぜひ大徳寺に行ってみたいと
思ったのだ。ここに行かずに旅は終わらない。朝からずっと雨ですっかり足下も
コートもびしょ濡れだったが、大徳寺拝観可能な4つの塔頭をすべてめぐることに
した。
 石庭が見事な龍源院。白砂とこけ庭の一枝坦、龍吟庭を堪能。禅の教えとユニー
クなおしゃべり有名な和尚さんの大仙院(ここは詳しく案内をしてくれるので枯山水
を理解しやすい。また200円で三福茶を味わえ、拝観が楽しかった。)。高桐院は
門から玄関までのたたずまいがよい。たてものの中は薄暗くて、茶室がよく見えなか
ったが。紅葉のころは美しかろう。瑞峯院は千両万両が美しかった。石庭が斬新な
感じ。キリシタン大名の大友宗麟が創建したことにちなみ、開眠庭では十字架に石を
組んでいた。
 雨、雨、ずっと雨の京都。旅人はもの静かで数も少ない。地元の人たちは忙しそう
に年末の用事をたしていた。
 四季を通じて京都はよい。はからずも今回の旅はあちこちで古典に再会。あらゆる
ことにリンクして興味深かった。
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by nokogirisou | 2012-12-30 22:45 |