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女子マネージャー考

 いつだったか、新聞の投書欄に「女子マネ不要」論なるものが掲載
されていた。なぜマネが必要なのか。なぜ女子なのか。
 自分たちのことは自分でやるべきだ、女子である必然性はない…等
の意見はよく聞く。
 部員の雑用や試合の応援のために自分の時間と労力を惜しげもなく
使うマネージャー。なぜそこまでできるのだろうか…と私も長らく不思議
に思っていた。
 
 けれども…。運動チームの中に身をおくと、そして実際にマネージャー
の働きをよく見ていると、やっぱりマネの存在は大きいと思う。女子である
必要はないが、全体を見回し、こまごま気を配り、プレーヤーが思い切り
練習できる環境づくりをする人間がいることはありがたい。しかもただの
世話役とは違う。マネもチームの一員なのである。
 プレーヤーはどうしてもプレーのことと、自分のことで精一杯。マネが
いなければ、結局は下級生のだれかが、マネージャー的な仕事を背負
ってやっているのだ。
 そして、マネのチームへの思いは熱い。単なる応援者ではない。勝ち
たい気持ちはプレーヤーとちっとも変わらない。常に強くなりたい、、チー
ムの雰囲気・居心地をよくしたいと本気で考えている。マネはただ、人の
ために「尽くしている」のではない。チームのために働くことを意気に感じ
自分のために動いている。だから働くことをつらいとか、時間の無駄とか
と考える発想はまったくないのだ。プレーヤーもマネに対する感謝の気
持ちと、共にに仲間だという意識を忘れない。(こういうのが理想だが。)
 
 
 
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by nokogirisou | 2005-05-31 04:56 | 日々のいろいろ

本好きのための100の質問61~70

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今回の質問には、あえて1冊、1つの答えに絞る努力をしました。

061. 憧れのキャラクターを教えてください。
 『ゲド戦記』(ル・グウィイン)のゲド

062. 印象的な女性キャラクターを教えてください。
 『三四郎』(夏目漱石)の美禰子

063. 印象的な男性キャラクターを教えてください。
 『姑獲鳥の夏』(京極夏彦)の中善寺秋彦

064.先生といえば?
  『センセイの鞄』(川上弘美)のセンセイ

065. 探偵といえば?
 『夜の蝉』(北村薫)とその一連のシリーズに出てくる円紫さん

066. ベストカップル、ベストコンビといえば?
 『揺れて』(落合恵子)の風砂子と森さん
 
067. 本に登場する場所で、行ってみたいと思うのは?
  『海辺のカフカ』(村上春樹)に登場する四国の甲村図書館

068. 子供の出てくる作品といえば?
  『十三歳の沈黙』(カニグズバーグ)

069. 動物の出てくる作品といえば?
  『ドリトル先生アフリカ行き』

070. これまで出会った中で、もっとも感情移入できたキャラクターは?
  『赤毛のアン』(モンゴメリ)のアン
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by nokogirisou | 2005-05-28 21:44 | 本好きのための100の質問

エサの確保

 ヤゴを飼うにはエサの準備が大変だ。
生き餌が一番。昨年は、赤イトミミズの、生きている
ものをやっていたが、生かしておくのがとても困難。しかも臭
くなる。それを扱っている店が遠い。それで今年は生き餌で
なく、冷凍のイトミミズキューブにするつもりだった。それを
ピンセットで揺らしながら、生きているように見せかけて与
えようと考えていたのだ。イモリはこうやって餌を与えるのだ
そうだ。
 ところがたまたま行った水生動物を扱っている近所の
店に生きている太い「さくらみみず」を発見。冷暗所で長期保
存が可能だと聞き、それを餌にすることにした。
 ちょっと長いので、2つにちぎってミミズをやると、まず
一番小さいヤゴが果敢に向かってきて、あっという間に
むしゃむしゃと食べてしまった。ヤゴおそるべし。
 大きいヤゴはあまり食欲がないのか、食べようとしない。
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by nokogirisou | 2005-05-28 04:51 | 虫たち

ヤゴいただきました

 M町のJ館の近くで採集したというオニヤンマのヤゴを4匹いただいた。
昨晩は暗い中で、水槽に入れたので、2匹くらいだと思っていたのだが
今朝、よくみたら4匹もでかいのがいて、あわてて水槽をわけた。共食い
してしまうからである。
 なんとも見事なヤゴである。
 ヤゴは凶暴な生き物で、その顔もなんだか意地悪そうだ。成虫のトンボ
の方が「人が(虫が)よさそう」に見える。しかしトンボもなかなかの狩人だ
から、ヤゴと変わらないのかもしれない…。
 昨年の反省をいかして、水槽は外におくことにする。 
 またエサ不足は羽化不全につながるのでエサの確保につとめなければ
ならない。これが大変。昨年はグッピーの赤ちゃんに犠牲になってもらった。
今年はイトミミズを準備しなければ…と思っていたのだが、仕事帰りには
釣り具屋もペットショップもしまっていた。どうしよう…
 nokogirisouは今晩へとへと。
 オーバーワークの日々。
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by nokogirisou | 2005-05-26 21:52 | 虫たち

ペアリング

  とうとうこの日がきた!rannさんからいただいた(お借りした?)入広瀬
の丸アゴ美形♂と、同じく入広瀬の♀をペアリング。
 えさ台の下に隠れる♀を、けなげにも♂は追いかける。
 もう一組。我が家で生まれた入広瀬産の親を持つ♂(一番かっこいいもの)
と一番元気がよく背中のすじが輝く♀とのペアリング。
 9匹いる♂を並べてみたが、やはり違うものだ。アゴの長さ、形はもりろん、
幅、おしりの形、すじの輝き等々。性格だって違うように見えてくる。
 今年は、諸事情があり、2組のペアリングに限定。現在成虫は♂10匹
♀10匹もいる。まもなく羽化する予定のクワガタも10匹。これ以上はちょっと
増やせない…。結ばれない♂♀たちが気の毒である。どなたかほしい方いま
せんか? 
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by nokogirisou | 2005-05-26 04:15 | クワガタたち

夜のプラネタリウム

 今日は「星空ウォッチング」の日である。直径60センチの反射望遠鏡で
新潟の夜空を見る企画に申し込んだのだが、あいにくのお天気…。
 新潟県立自然科学館では雨天用にプラネタリウムと天体教室を準備してくれて
いたので仕事の帰りに寄ってみる。夜に自然科学館に入るのは何か特別な
感じがする。ドームの中では5月24日に見えるはずの新潟の夜空をプラネ
タリウムで再現してあった。すそには、ビッグスワンだの、県庁などの建物も
映し出されていて、なんだか臨場感がある。
いつも見える一番星。ちょうどスピカの近くに明るく光る星は、なんと木星だ
ということがわかった。
 春の大曲線、大三角、春のダイヤモンドなどを確認。これらは確かに晴れた
日に肉眼で観察できる。素人の私でも。
 それから星座とギリシャ神話のお話。おとめ座が「農業と正義の女神」だとは
初めて知った。右手に正義の象徴の羽、左手に農業の象徴の麦を手にしている
そうだ。
 おもしろかったのは、土星の話。土星は惑星なので逆行と順行をする。1月頃
が一番地球に近づいて、よく見えたらしい。今は北の空にあるが、だんだん薄く
なっていて、もうしばらくすると見えなくなってしまう。
 ところが10月ころに再び姿を見せるそうだ。今度は南の空から。
 土星は美しい、不思議な惑星である。あの輪も毎年傾きを変えているらしい。
また衛星をたくさん持つもことでも有名。最近も新しい衛星が発見された。
衛星の一つタイタンは火星に似た星であることもわかっている。
 夜のプラネタリウム、けっこう楽しめた。家い帰って、ガーディナー指揮フィル
ハーモニア管弦楽団の「惑星」を聴く。イギリス的ないい演奏だ。


 
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by nokogirisou | 2005-05-25 04:21 | 日々のいろいろ

ムカシトンボを求めて

 だいぶ例年より遅いが、トンボ採りを開始する。
この時期にしか出ない、ムカシトンボを求めて長岡の成願寺にむかう。
中越地震の影響で、がけくずれになっている場所、道路がでこぼこの
場所、青いシートのかかった家屋、とうとう営業をやめてしまった成願寺
温泉。胸が痛む。トンボ採りなんかしていていいのだろうか…
 しかし、緑のむんむんとした香をかぎなら、散歩するのは気分がよかった。
さて、例の場所に行くと、先週はなかったのに、小川の脇のシダやヨモギの
葉の上や裏にたくさんのヤゴの抜け殻を発見した。この1週間以内に羽化
している。
 けれどもカワトンボの姿しか見えない。ムカシトンボは黒くて太くて、かなり
速いスピードで飛ぶときく。
 もう諦めて帰ろうか…と思ったときに、目の前を黒いものがすーっと飛んだ。
あわてて網を振るが、捕ることはできなかった。たしかにあれがムカシトンボ
に違いない…。そのまましばらくとどまったが、もうその姿は見られず。
 帰り道で会った山菜とりのおじさんが「いやー、さっき川に野生のシカが水浴び
していたよ」と興奮気味だった。前回会ったときにこのおじさんはイノシシを
見たと言っていたのだが、どうもそれも子どものシカだったらしい。
 書をおいて、田舎の雑然とした緑の中を歩き回ることを身体は欲している。
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by nokogirisou | 2005-05-23 04:59 | 虫たち

2人のコーチで楽しむテニス

 今日午前中職場にいくと、同僚が残った仕事を片づけていた。
うーん。私もやらねばならないのだが…やはりテニスに行きたい。
来週はどうしても行けない用事が入っているので、どうしても今日の
レッスンは欠くわけにいかない。
 後ろ髪をひかれる思いで玄関をでた。いったん出たら、もう仕事の
ことは忘れた。テニススクールに一目散に向かう。
 Hコーチのさわやかな声でレッスンは始まる。毎回初めに名前と今日する
内容を確認してくれるところが、なんだかまじめでいい。初々しい感じ。
今日もボレー。ボレーボレー。
そして、フォアのストロークの練習もあった。rannさんがフォアにストローク
に魅せられているらしいので、私も気合いを入れてフォアのストロークに
取り組む。できるだけ、深く強く。
 今日は試合形式でボレーの練習をたくさんしたので、とてもおもしろかった。
ポーチに出るタイミングをつかむ。そして相手のボレーヤーの足下にしっかり
ボレーする練習。へたにボレーをすると相手にとってもチャンスボールになっ
てしまう。
 汗だくだくだったが、疲れよりさわやかさを感じる。

 次はアルビファンのOコーチのレッスン!そう。今日は2レッスン連続受講。
こちらにはなんとあこがれのIさんがいた。前のレッスンでは上級のとなりのコ
ートでプレイしていた。彼女も2レッスン連続のようだ。Iさんはスタイルもよく、フォーム
がとても自然で美しい。しかも鮮やかに決める。いつも見とれているプレーヤーだ。
 ショートラリーの相手をずっとしてもらったが、なんとも気分よい。
 このクラスはレギュラークラスよりランクが上なので、ハードである。みなさん
バシバシ打ってくる。
 ボレーボレーはずっと続く。練習試合もラリーが続く。鋭いボレーがくる。
油断しているとサイドに抜かれる。しかしテニスをしているという実感が味わえる。
 汗が2倍でた。レギュラー以外のクラスに出るのも大変勉強になる。

 
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by nokogirisou | 2005-05-21 18:04 | テニス

本好きのための100の質問51から60

本好きのための質問の続きです。
051. お気に入りの出版社と、その理由を教えてください。
 
 お気に入り…というより応援したい出版社かな。 

 筑摩書房…しぶいけれど良質な本を出している。
 書肆山田…高橋順子の詩集を出している。
 子どもの本では、福音館 こだわりと、何かを大切にしたいという
 気持ちが伝わってくるので。

052. それでは苦手な出版社は? その理由を教えてください。

 扇動的な本や、「売れさえすればよい」と本を出すような出版社は苦手です。 

053. この本で読書感想文を書いた、という記憶に残っている本はありますか? あれば、そのタイトルは?
  読書感想文は嫌いでした。
  記憶に残っている本はありません。

054. 装丁が気に入っている本を教えてください。
  
  童話屋の『ポケット詩集』 『二人が睦まじくいるためには』

055. あなたは漫画が好きですか?
    好きです。
    子ども時代には読むチャンスがなく今あわてて読んでいるかな。
056. お気にいりの漫画家ベスト5と、好きな作品について教えてください。

    貞本義行『新世紀エヴァンゲリオン』
    萩尾望都 『トーマの心臓』『訪問者』
    美内すずえ『ガラスの仮面』
    大和和紀『あさきゆめみし』
    宮崎駿『風の谷のナウシカ』

057. サイン本を持っていますか?(タイトルと作家名は?)
    
    大江健三郎の本 たくさん
    黒井健の本 たくさん
    柳美里『命』
    猪熊葉子『児童文学最終講義』
    
058. 持っているのを自慢したい。そんな本はありますか?
    
    毎日食費をけずってようやく古本屋で買った、前の版の三島由紀夫全集

059. 東・西・南・北……漢字を選んで、浮かんだ本のタイトルを書いてください(実在する書名  に限ります)。
  東…ルイス『朝びらき丸東の海へ』ナルニア国ものがたり3
  西…梨木香歩『西の魔女が死んだ』
  南…村上春樹『国境の南、太陽の西』
  北…倉本聡『北の国から』

060. 短編小説集を買ったら、全部読みますか? それとも、その中から気に入った作品しか読みませんか?
   
  一応全部目を通します。
  入れこむのは一部の作品かもしれませんが。
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by nokogirisou | 2005-05-21 05:54 | 本好きのための100の質問

『小林秀雄美とであう旅』白州信哉編 とんぼの本

 blogに美術館見学のことをレポートされている方がたくさんおられる。
それを拝見するたびに、ぜひ自分も足を運びたいと思う…。
 最近は特に見てみたい展覧会が続いている。
 けれども地方にいる者は、なかなか行けない。お金もないし、時間も
ない。欲求不満になっていたときに書店でみつけた本。
 小林秀雄はゴッホ、セザンヌ、ルオーをはじめ、近代絵画についてたく
さん評論を書いている。しかし「ゴッホの手紙」などが書かれたのは昭和22年。
今のようにこんなに展覧会が開かれていない時代である。小林は初期の頃、
複製画と画集だけで、ゴッホについて書いたのだ。
 それでどうしても本物が見たくて見たくてたまらなくなったのだろう。昭和27年
の暮れから翌年の夏まで海外旅行をするのだが、パリを基点に、エジプト、ギリシャ、
イタリア、スイス、スペイン、オランダ、イギリス、アメリカを訪れ、行き先では必ず
美術館に立ち寄ったという。オランダでゴッホの実物の作品を見たとき、もちろん
小林は感動するのだが、「複製は、充分に、ゴッホという人間を語っていた」とも思う。
「烏のいる麦畑」では、あまりの生々しさに、絵としては複製の方がよいと思ってしま
ったという。
 小林が展覧会評を初めて書いたのが「マティス展」(昭和26年)についてだったと
いう。小林は「印象派」ということには全く触れず、あくまでマティスのという芸術家の
一生というシステムを見、感じて述べている。そういう見方はまた私にとって興味深い。
 小林は数多くの画家の評論を書いているが、一番好きだったのはルオーらしい。
中でも一番愛したのは晩年のルオーが愛用のパレットに描いた「ピエロの顔」だそうだ。
その他にもルオーの版画を好んで自分の部屋に飾っていたという。けれども実際には、
ルオーについて多くを語ってはいない。そのためますますルオーのことが気になってくる。
 このほか小林と日本絵画や、骨董との関わりも詳しく書かれている。編集が白州正子の
孫であることも興味深い。彼の母は小林の長女明子であった。!
 この本もまた隅から隅までたのしめる本である。最後の「おいしいもの」好きの小林の
食事について書かれた明子さんの文章も楽しかった。

 
 
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by nokogirisou | 2005-05-20 06:11 | 本と図書館