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三月末日

 この一年で、停滞したこともあり、おもいがけなく先に進んだこともあった。
そうして、たくさんの試行錯誤、失敗の繰り返しの中で、ようやくつかんだ
適度な距離や、タイミングや、バランスや関係があった。
 おだやかな、心おちつく人間関係。
 決して急でなく、激しくなく、ほそく長くつづくといいなと思える関係。
そんなことを考えるのは、自分の方だけなのかもしれないが、それにしても
人と人と、心地よい関係を結べるということが、何よりの幸せだと3月31日
あらためて感じた。
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by nokogirisou | 2006-03-31 23:50 | 日々のいろいろ

3月31日おにぎりパーティ

 以前の職場が閉鎖されることになった。
ここ数日、荷物をぜーんぶ出して、みんな引っ越し
作業に追われていて大変だったいう。
 最後に一目、懐かしい建物、懐かしい同僚たちに
会いたくて、時間休みをとって出かけていった。
人にあふれ、活気のあった場所だったのに、部屋だけ
で物がなんにもない。窓から見る景色は昔のまま。

 もうすっかり残された机はすくなく、それを囲んで
おにぎりと豚汁を食べようということになった。近くの
よくお世話になったみんなの注文をとって「「おにぎり
屋」に買いにいく。たくさん注文したので、握り終わる
まで待たされた。その時間、ふとこれで最後かと思う
と涙が出てきた。上ばかり見ていた。スキヤキソング
のように。

 おにぎりととんじる。それがとてもおいしかった。
遠足のようだった。みんなでちょっとした昔話をした。
でもあっという間に食べ終わってしまった。
 私の仕事はなくなってデザートのイチゴを食べて、
またひとしきり昔話をして失礼する。明日にはもうこの
建物に入れない。
 
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by nokogirisou | 2006-03-30 23:31 | 日々のいろいろ

消しゴム屋

 ごめんくださいという透き通った声がしたので、玄関に
行くと、水色の服を着た髪の長い女性がすでに立っていた。
「消しゴムを売っているんです」
「消しゴムですか?うーん。今のところ間に合っています。」
と私が申し訳なさそうに言うと
「ちょっと待ってください。押し売りではないんですよ。」
という。
「私が持ってきたのはただの消しゴムじゃないんです。気持ち
を消してくれるんです。」
「気持ちがきえる?」
「たとえば、ある人に対する憎しみとか愛情とか、そういうものです。
どうしても抱いてしまう、嫌悪感をすっきり消したり、好きになった人
への思い、失恋の苦しみなど、なかなか忘れられない思いを、きれい
に消してくれます。」
私には思い当たることがあった。好きな人がいたのだが、どうしても
その気持ちは受け入れてもらえなかった。もう思い切ろう、と思うの
だが、生活のすべてがすべてその男の生き方の影響を受けていて
音楽を聴いていても、本を読んでいても、お昼を食べていてもその
男のことを思い出した。すっかり忘れられたらどんなに楽だろうに。
思い出しては涙ぐんだ。
「本当にきえるのですか?」
「はい、もちろん。もしお客様の希望どおり消えない場合は代金を
お返しします。」
「それならください」
「ありがとうございます。使い方を説明させていただきます。お部屋に
あげていただいてよろしいですか」
彼女は、白いパンプスを脱いで、水色のバッグを持って玄関にあがった。
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by nokogirisou | 2006-03-30 05:13 | ショートショート

言っていいことば悪いことば

 これだけは言ってはいけない台詞
 これだけは言えない台詞というのがある。
 のど元まで出かかるのだけれど
 ストップがかかる。
 ずっとがまんしていたその台詞を
 思いあまって言ってしまった。
 その後悔は
 ずっとずーっと続く。
 
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by nokogirisou | 2006-03-29 23:29 | 手帳

BLUE MOON BLUE 高橋幸宏

 
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Cacaoさんに薦められて、聴いてみた。タイトルにとても惹かれた。
期待通りというか、期待以上のアルバムで感激した。
「3月です。解禁です。イワナもヤマメも幸宏も」というキャッチコピーも
いい。ジャケットの絵とデザインもなかなか印象的。
 とってもすがすがしい。ボーカルの甘ったるさがなく、エレクトロニック
な音楽と歌がとても気持ちよくマッチしている。音そのものが楽しめる。
高橋幸宏はやっぱりいいなあと改めて思った。
BLUE MOON BLUEはもちろん、よいのだが、私は 
ETERNALLYに泣けてしまった。

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by nokogirisou | 2006-03-28 22:16 | 音楽

さぼてんと人間関係

  さぼてんの小さな鉢植えをもらった。
「愛情をこめて育てると、それに応えてくれますよ」
と言われる。水はあげすぎずにほどほどに。太陽の
光はたくさん浴びさせて。そして声かけが大切だと。
 人と人との関わりもそうだといいのだが。
愛をかけただけ、応えてくれる…。なかなかそうはいか
ないのが現実。
 
 自分は、相手にとってどういう存在なのだろう?と疑問
を常に持ってしまう。人がどう感じているかなど、お構いな
しに、超然と行動し、愛を表現していったらよいのか。
それとも、相手の気持ちを推し量りながら、控えめに、小出
しに愛情を差し出していったらよいのか。
あるいは、思いは秘めていた方がよいのか。
 
 親子、夫婦、恋人、友人。どれも一筋縄にいかない。
 できることならば、自分の愛する相手からは愛されたい
と思う。その均衡がうまくいかなくて悩むのであるが。
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by nokogirisou | 2006-03-27 22:10 | 日々のいろいろ

吹奏楽部定期演奏会

 地元の高校の吹奏楽部の定期演奏会に行ってきた。
毎年、楽しみにしている。吹奏楽の響きが好きになったのは
ここ数年だが、特に高校生の演奏はとても熱がこもっていて
よい。
 この定期演奏会は単なる吹奏楽の演奏会ではない。部員
たちは歌って、踊って、楽器も演奏する。
 開演前の少しの時間に、スペシャルプレゼント。それは
3年生による合唱。これが胸にひびく。そしていよいよ幕があく…

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by nokogirisou | 2006-03-26 20:52 | 音楽

村上春樹 カフカ賞

  カフカ協会は、チェコにあるという。この協会がフランツ・カフカ賞を
日本の村上春樹に贈ることを決めたという新聞記事をみつけた。3月
24日の新潟日報。
 「民族文化の重要性を喚起することなどに貢献した作家」に贈られる
賞だという。村上氏はどう思っているのだろう?
 10月にプラハで授賞式だという。賞金は120万円。
 
 村上春樹が世界的に評価されているのはうれしいことだけれど。
 なぜカフカ賞?という気もする。
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by nokogirisou | 2006-03-25 21:40 | 本と図書館

たかが風邪されど

  一週間たって、風邪と花粉症は最悪の状況になった。味はさらにわからず。
塩辛いものを作って家族から顰蹙。しゃべっているうちに、咳がとまらない。
鼻水もとまらない。鼻の下が赤くなるばかり。胸が苦しい。ぜいぜい。
 これが風邪のぶりかえしというものだ。休みたくても仕事は今日が佳境。
会議会議のオンパレードの日で休めない。ぼーっとして会議が苦しい。
しかも会議は不本意のまま中途半端にすすんでいく。

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by nokogirisou | 2006-03-24 21:30 | 日々のいろいろ

蕎麦屋にて

 今日は職場の仲間と近くの蕎麦屋にお昼を食べに行った。
蕎麦は私の好物のひとつ。毎日でも食べられる。
入り口に親子カエルがいて、玄関にガラスのカエルがいた。
ガラスごしに、蕎麦打ち台が見える。

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by nokogirisou | 2006-03-23 22:41 | 日々のいろいろ