<   2006年 04月 ( 31 )   > この月の画像一覧

よみがえる源氏物語絵巻展in新潟市歴史博物館

 名古屋の徳川美術館に源氏物語絵巻を見にいきたいとずっと
思いながら、果たせずにきた。名古屋というのは私にとっては遠い
土地でありながら、とても興味ある都市である。
 源氏物語は、平安時代後期に宮廷で製作されたものだという。
したがって、物語成立100年後にできあがったものということか。
現存するのは19図だけだとは知らなかった。徳川美術館にはその
うちの15図が、そして東京の五島美術館には4図が所蔵されている。
 
 今回の「みなとぴあ」での展覧会は、平成11年から所蔵する
2つの美術館の研究者と画家が行ってきた製作当時の絵巻に復元
模写事業の紹介である。
NHKがこのプロジェクトを特集番組として記録していたそうだ。私は
残念ながら見ていない。
 平成の復元模写19図と国宝の原寸大写真を並べたものが展示され
ていた。 
 よみがえった絵巻の色の美しさには驚かされる。女房たちの着物の
美しさといったらない。とにかくあちこちに女房が控えていたことがよく
わかった。これでは、内緒事などできないのではないか…と余計な想像
をしてしまう。
 科学的調査による資料はみごとだった。ここまで調べつくしているのか
と気が遠くなる。
[PR]
by nokogirisou | 2006-04-30 21:43 | アート

GW特別レッスン

 昨日から、ゴールデンウィーク特別レッスンが始まっている。
勇気を出して、上級者に混じってゲームコースを選んで参加した。
美人だが、鬼のように厳しいという噂のKコーチの指導の下、日頃は隣
のコートですばらしいプレーをしている上級者たちとのレッスンが始まっ
た。緊張する~。
 ショートラリーでもロングラリーでもしっかり名指しで注意をされた。
苦手なボレーボレーにいたっては、「ノコギリさん、ヘッドが下がっている!」
「ノコギリさん、グリップが厚すぎる」と何度も。
 それからロブフォーメーションの練習。ほかのみなさんはもうレギ
ュラーレッスンで経験済みらしく、段取りがわかっておられるようだっ
たが、私は初め、ちんぷんかんぷん。なぜ前に出るのか、なぜ後ろ
に下がるのか。自分の経験不足を痛感する。しかしねばり強くコーチ
が指導してくれたので、どうにか、動くことができた。
 とにかく攻撃なのか守りなのか、今の自分の役割をしっかり把握す
る必要があると思う。まだ本来なら公式戦に出られるレベルでないのだ
と思うが、失敗しながら身に付いていくこともあるのだろうと思う。恐れず
体験していこう。
 とにかく汗だく。充実感が違う。うまい人たちといっしょにゲームができ
たことをラッキーだと思う。
 Kコーチの名言「テニスの基本はリセットです!」
[PR]
by nokogirisou | 2006-04-29 20:58 | テニス

ミサンガと沈黙

 明日は試合の日。勝つために毎日遅くまで練習して
きた。私とミホは部員全員のためにミサンガを編んだ。
だから、昨日はあまり寝ていない。
 それなのにマネージャーがこんなに思いをかけている
のも知らず部員さんたら、相変わらず私たちを雑用係だと
思っている。殺気だってイライラすらしている。
「モップモップ!」
「2センチ幅のテーピング部室から持ってきて」
 スパイクをブロックする練習をしていたところ、山田さん
が悲鳴をあげた。小指が曲がっている。脱臼したらしい。
なんと悪いタイミング。私たちが氷水を用意して戻ると、コー
トは険悪なムードだった。スパイクを打った笹川さんが山田
さんを「軟弱者」と呼んだようだ。二人だけでなくチーム全体
に重い空気が漂っていた。練習がうまくいかなくて副部長の
佐伯さんがプロテインの入ったプラケースを放り投げた。
そのときだった。ミホが叫んだ。
「あんたたち、甘えるじゃないよ。明日は試合なんだから、も
っと大人になりなさい」
ミホの剣幕に部員も私もあっけにとられた。 
[PR]
by nokogirisou | 2006-04-28 23:40 | ショートショート

中原中也賞受賞『音速平和』

a0023152_23254141.jpg
 
 朝日新聞の「ひと」欄に水無田気流が出ていた。
彼女は第11回中原中也賞を受賞した詩人である。
本業は社会哲学の研究者だそうだ。
「世界がタマネギの根の先端細胞のように分裂する
瞬間をかきとめる」
という心意気に興味を持った。
 彼女が受賞したのは、第一詩集を『音速平和』(思潮社)で
ある。
 「越境、速度、頽落(たいらく)をテーマにした詩を集めました」
という。さらに興味を持つ。

More
[PR]
by nokogirisou | 2006-04-27 21:19 | 本と図書館

『風味絶佳』山田詠美

a0023152_5282164.jpg

 久しぶりに山田詠美の小説を読んだ。これは恋愛をテーマにした
短編集だが、普通の恋愛小説とはひとあじ違う。まずは、さすが山田
詠美はうまいなと思った。この短編の小説には、独特の世界があり、
その象徴がこのタイトルであろう。
 短編は、完結せず読者に余韻を残して終わる。
その先どうなるんだろうと、読者作者に下駄を預けて終わる。山田はその
預け方がうまうのだと思う。目をつぶると登場人物の姿がリアルに見えてく
る。そして、私たちの日常にべたべた寄り添わない。そこがいい。こんな
恋愛してみたいと思うような恋愛は描かれていない。人間関係には、理屈
や筋書きなどないのだ。意外な人と人とのつながり方が魅力的だった。
 印象に残っているのは『間食』『夕餉』『海の庭』
[PR]
by nokogirisou | 2006-04-26 23:08 | 本と図書館

人の死をうけいれる

  事故で親友を亡くした人が、ふらっと話しにきた。
  何も言えず、ただただ聞いているだけだった。
  彼は、ここ数日まともにご飯も食べていない。ぼーっとして
  何も手につかないという。

More
[PR]
by nokogirisou | 2006-04-26 05:19 | 日々のいろいろ

朝ごはん

 タマちゃんのうちに泊まりに行った。夕ご飯は、外で
みんなでバーベキュー。
 でも私がいちばん楽しかったのは朝ごはんだった。
うちの朝ごはんは、いつも納豆とのりとうすっぴらな
焼き魚。典型的な日本の和食。でもタマちゃんのうちは
こんがりきつね色のトーストと紅茶。それから本当に
目玉のような卵焼きだった。
 私の家では、ご飯の間は、誰もしゃべらない。特に朝
ご飯はみんなぴりぴりしている。だからご飯がのどに
つまる。「早くしなさい」という声だけ響く。みんなおじいち
ゃんとお母さんの機嫌をうかがっている。せっせとごはん
とおつゆを口に運んでいるだけ。
 けれどもタマちゃんちの朝ご飯はとってもゆったりして
いた。日曜日のせいもあるけど。タマちゃんのパパは、冗
談を言って笑わせるし、ママは前日に見たという映画の
話をしてくれた。しゃべりながら食べても誰も文句は言わ
ないし、テレビだってついている。
「いつもこんな?」と聞くと「そうだよ、どうして」とタマちゃん
は不思議そうだった。
 紅茶は初めて飲んだ。ミルクをいれて砂糖をたくさん
いれて。こんな朝ご飯が世の中にあるのかと思った。
 
[PR]
by nokogirisou | 2006-04-25 18:26 | ショートショート

『夢であいましょう』村上春樹・糸井重里

 
a0023152_633397.jpg

 この本は、唐突に読みたくなったり、記憶をたどりたくなったりする。
 午後、海でつりをしながら、この本を再読した。
 Mayaさんのblogを見て気になったのは「ソフトクリーム」のページ。
 ソフトクリームという食べ物は、私のもっとも幼い頃から記憶に残る食べ物で、
今でもその魅力から逃れることができないでいる。ソフトクリームの写真が貼っ
てあれば、とにかく試したくなってしまう。
 ソフトクリームの味を忘れてしまう…たしかにそうだと思った。
たかがソフトクリーム、されどソフトクリーム。ひとつひとつ味は違い、違うことは
覚えているのだが、おいしい味を記憶できない。
 連続してたっぷり満足するまで食べられたら覚えていられるのだろうか。
 まずいものの記憶はしっかり残っている。
 おいしいもの、すてきだったことの記憶を大事にしていかなければ。 
[PR]
by nokogirisou | 2006-04-24 06:30 | 本と図書館

青空の下でのテニス

  試合まであと2週間なので、チームで自主練習することになっ
た。スポーツセンターの外のコートで練習する。太陽の下で風
を感じながらテニスをするのは、スクールとは違った楽しさである。 
 どのコートもまんぱい。テニス人口の多さにまたもや圧倒される。
 風のせいで、最初は、力加減がうまくいかなかった。向い風のため
ネットしたり、追い風にボールがのってアウトになったりする。慣れて
くると、本当に気分がよい。
 ショートラリー、ロングラリー、ボレーボレー、ボレー対ストロークの
練習をした後で、すぐに試合練習。
 親分が、「あなたは前衛になさい。とにかくポーチにどんどん出ること」
と言うので、今日はずっと前衛の練習をした。自分は前衛が苦手だと
思っていたので、意外だったが、ポーチに出るタイミングをつかむと、
これは気持ちよいのである。とにかく、慌てないこと。落ち着いてプレイ
するように親分に言われたことをとにかく守る。昨日よりずっと大胆に
ポーチに出ることができた。
 2時間たっぷりテニスをする。顔がひりひりするが、本当に壮快。
来週も2回外で練習する約束をしてみなさんと別れた。
[PR]
by nokogirisou | 2006-04-23 20:22 | テニス

上達しない悲しみ

  試合の日が近づいているというのに、まったく上達していない。
とっさな動きができない。特に前衛にいるとき、ポーチに出るタイミ
ングがつかめない。自分自身の頭の悪さにがっかりくる。
 サーブをうったら、すぐ前に出て並行陣になって闘う練習をしたの
だが、相手のリターンが深くて、うまくとれないという間抜けな失敗
を繰り返してしまった。自分を超えて、ボールが後ろにとんでいく
くやしさといったらない。
 また、自分のサービスリターンが、相手の前衛にビシバシとボレー
されるときもくやしい。まずはクロスでしっかり返した方がよいのだ
とあらためて思い知る。
 今日は、練習中、いつも元気なMさんが、プレー中にアキレス腱を
切るというハプニングがあった。バツという音がしたという。後ろから
何かぶつけられたかと思ったという。痛みはなく、立ち上がろうとした
が、まったく歩けなかった。とりあえず氷で冷やしてすぐに医者へ。
 災いはとんでもないときにやってくる。しばらく松葉杖生活になるそ
うだ。自分も気をつけなければ。
[PR]
by nokogirisou | 2006-04-22 23:47 | テニス