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約束

 祥代は一郎とたくさんの約束をしたのだったが
ひとつも果たされていなかった。

 落ち着いたら連絡するよ。
 都合がついたら、テニスの試合のビデオを届けるよ。
 今度CD貸すからね。
 昼をごちそうするよ。

 きっとみんな忘れてしまったのだ。
 約束したことも。祥代のことも。

 約束の中身なんてどうでもよかった。
 忘れられてしまうような、存在である自分がぺらぺらの紙切れみたい
に風に飛びそうだった。

  
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by nokogirisou | 2006-07-31 00:18 | ショートショート

ジョニ・デップの魅力

「ゲド戦記」の代わりに私たちが見たものは…「パイレーツ オブ カリビアン デッドマンズチェスト」であった。
大人も子どもも楽しめるということである。
これがディスニー映画だとは知らなかった。第1作は残念ながら
見ていない。主演がジョニ・デップだということも今日知った。
映画館で、ホットドックとポップコーンとアイスコーヒーを食べながら
入場時間を待つ。映画を見に来た~という実感。
 とにかく、長いが飽きさせない。次から次へと展開が早くてスリルが
あって、まるでジェットコースターのような映画である。海が舞台なの
がまた魅力か。どういう撮影をしているのだろう?
 そして伏線がいっぱい。意味深なシーンがたくさん。見逃せない。
 おとぼけでいい奴なのか、いい加減な奴なのか、悪い奴なのかわか
らないが、なんとも魅力的なジョニ・デップ演じる船長。いい味を出して
いる。
 この映画にして正解だった!
 クレジットが全部終わったあとの映像も見て欲しい。
 クレジットになったとたんに席を立つ人たちよ、もったいないぞ。
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by nokogirisou | 2006-07-30 18:30 | 映画

ゲド戦記

 明日はあるサークルのお楽しみ会で映画『ゲド戦記』を見にいく
予定であった。
すると、今日の夕方、職場のおねえさまからメールが届いた。

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by nokogirisou | 2006-07-29 23:08 | 映画

イマージュ 横山幸雄

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 音楽におぼれる。
横山幸雄の「イマージュ」が届く。
これは、ドビュッシーとラヴェルのピアノ曲集。横山がジャック・ルビエの弟子
と知ってどうしても聞きたくなった。 
 曲目は次の通り。
1. 映像第1集
2. 同第2集
3. 牧神の午後への前奏曲(横山幸雄編)●ラヴェル:
4. 亡き王女のためのパヴァーヌ
5. 水の戯れ
6. 夜のガスパール

 正直言うと、映像第1集と第2集は、もの足りない。ミケランジェリの演奏
の方がぞくぞくきたように記憶している。するどいメリハリがもっとほしい。
しかし「水の戯れ」「夜のガスパール」は期待通り。なかなかよかった。
音の輝きを感じる。
 改めてフランス音楽は独特の響きで、演奏するのはむずかしいと思った。
 
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by nokogirisou | 2006-07-28 22:58 | 音楽

人の気持ち

 ふだんの生活の中で、人が自分をどう思っているかは
そんなに気にならない。自分と合う人間もいるし、合わない
人間もいるだろう。それは仕方のないこと。
 しかし、とても大切だと思っていた人とまったく音信不通になっ
てしまったとき、やはりその人の気持ちが気になる。
何がきっかけなのか、何が原因なのか真剣に考えてしまう。嫌わ
れるようなまずいことをしたのだろうか。何気ない一言が、相手の
気分を害したのあろうか。それとも、単に別の出会いや出来事に
追われて、これまでのような関係を維持できなくなったのか。
どんなに考えてもよくわからない。
 少なくとも、昨年の今頃は、確かに和やかな関係があった。しかし
あれは幻想だったのか。あのときの気持ちはいったいなんだったの
だろう?
一年後に今のようながどうなるかなんて、誰にもわからない。
 物理的に離れている人と、恒常的に親しい関係を維持するのは
むずかしいことだと思う。結局ひさしぶりの再会の折に、懐かしがる
だけの間柄になってしまうのだろうか。
 
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by nokogirisou | 2006-07-27 22:41 | ショートショート

横山幸雄のショパン「エチュード」

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 amazonでまた衝動買い。ショパンのエチュード。
ショパンの作品の中で私はエチュードとマズルカが好きだ。
これまでずっとエチュードはポリーニの演奏が好きだった。
もちろん今でもポリーニのエチュードは最高だと思う。
 
 ちょっと緊張しながら横山の演奏を聴いてみる。
1992年、もう今から14年も前の演奏である。ジャケットの横山
はとても若い。
 期待は裏切られなかった。私は叙情的すぎる、あまったるい
ショパンは好きではないが、機械的で冷たいエチュードもいた
だけないと思っていた。
 横山の演奏は、緊張感ありとても丁寧だが勢いがある。ごまかし
がない。音が明解で美しいことがとても嬉しかった。甘ったるくない
が冷徹でない。聴いていて心地よいエチュードなのだ。
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by nokogirisou | 2006-07-27 03:51 | 音楽

贅沢のつづき…青空のもとでテニス

 今日は夕方、仕事を早めに切り上げ、仲間と外のコートで
テニスをすることになった。なんという贅沢。青空の下のテニス
なんて、5月以来である!
そのコートはとてもすばらしくよく、レンタル料も安く、よいのだが、
職場から、たどり着くまで、道が混んで時間がかかるのが難点。
 外のコートだと、どうしても最初にはりきりすぎてしまう。コートの
端から端まで走ってぜいぜい言っている。
 さあ、いよいよ試合をしようというときには、汗だく。やや疲れている。
でもうれしくて楽しくて、「疲れた」なんて言えずに試合に突入。
最初はまった相手のペースに翻弄される。ロブにふりまわされる。
しかしだんだん、コースをねらえるようになる。前後にゆさぶり、左右
にゆさぶる。
 結局5-3で敗れる。
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by nokogirisou | 2006-07-26 22:11 | テニス

贅沢なこと

  「あなたにとって贅沢なことってなんですか?」
 FMのラジオ番組でパーソナリティの問いかけに、リスナーが
様々な答えをファクスやメールで答えていた。
「サラリーマンをやめて、毎日ラジオが思い切り聴けること
です。」
なるほど。まったく。私も一日まるまるゆっくるFM放送に耳を
傾けていたいものだと思う。
 
 さて、私にとっての贅沢は…。
 一人でこっそり東京に行って、本屋さんをぶらぶら回って疲れた
らブックカフェで本を読みながら、コーヒーを飲む。
 一人でこっそり、音楽会へ行って、満足して帰りの時間も気にせず
余韻にひたってお酒を飲む。
 これですね。あんまり人に言えませんが…。  
 
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by nokogirisou | 2006-07-25 21:56 | 日々のいろいろ

働くということ

 仕事を開始した頃は、何もかも新鮮で無我夢中だったけれど
これが一生続くわけではない…と思っていた。ほとんど一日すべて
仕事のために使っていた。しかし転勤もあるし、働き方が変わってくる
だろうと思っていた。
 次にとてもハードな職場に移ったときには、こんなつらいことはそう
長いこと続かない。かならず、終わりがあるさと思って働いていた。
様々な困難が立ち現れて、笑ってしまいそうだったが、終わりを信じて
ひたすら働いた。
 その後、お約束のように、夢のような職場に移った。もちろん中に入っ
てみると、問題多数。多忙であったのだが、仲間がとてもすてきな人
たちで、しかも仕事そのものは自分のペースで出来て楽しかった。
 しかしこんなに楽しいことはずっと続かないという予感があった。
こんな夢のような毎日は今だけだと言い聞かせた。実際、予想より早く
その職場から去らねばならない事態になった。青天の霹靂だったが…
 そして、今。この職場は、今までで一番忙しい。とにかく仕事量が多い。
みな遅くまでよく働く。ところが…父の病気で、仕事ばかりに向いていられ
なくなった。自分の意思に反して、仕事を休んだり、加減しなくてはならな
くなった。思う存分仕事に打ち込める時代というのは、わずかなのかもしれ
ない。
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by nokogirisou | 2006-07-24 22:21 | 日々のいろいろ

ピアニスト横山幸雄

 音楽家の生活や考えていることにとても興味がある。
音楽家たちの書くエッセイにはついつい手が伸びてしまう。
ややミーハーだと思いながらも、横山幸雄というピアニスト
についてもっと知りたいと思ってしまった。もう10年前に出た
1996年初版の『いまピアニスト』を読む。

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by nokogirisou | 2006-07-23 21:01 | 本と図書館