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上京 出張

 研修の出張で上京する。前日まで年度末作業に追われていて
すっかり出張のことを忘れていた。あわてて準備をして出かける。
春休みのためか、早朝の新幹線も混んでいる。車中ずっと資料
の予習に追われる。もっとゆとりを持って上京したかった。逢いた
い方もいたのだが、あまりに突然でとても都合はつかないだろう。
いつも、こっちの上京の都合に合わせてもらうのは申し訳ない気
がする。相手が私に会いたいかどうか、それも疑問だ。
 上野あたりで桜が満開なことに気付いた。もう桜の季節なのか。
研修会場付近は、大学や病院がたくさんあるところで、たくさんの
人が行き交っていた。春の雰囲気がただよい、私は自分が大学に
合格した当時にタイムスリップしていた。かなりの年数が経ってい
るはずなのに、あまりこの街は変化していない。昔とたたずまいが
変わらない気がする。あの新鮮なわくわくするような感じを身体が
覚えている。これから学生生活を送る人たちをうらやましく思う。
 研修会場はまじめな顔のたくさんの人たちが集まっていてちょっと
圧倒される。8時間みっちり研修。ひさしぶりの缶詰だった。
 お昼は、近くのイタリア料理を出す「下町食堂」へ。昔もここに似た
ようなレストランがあったが、名前が違ったはず。同じ研修を受け
ているらしい人が数人いて、声をかけようと思ったが、とてもそんな
雰囲気でなく、それぞれ個々のテーブルに座る。ランチの時間帯で
大変混み合っていた。下町定食のオムレツが美味だった。やわらかさ
中身の具合、上にかかったソース、すべてがよくマッチしていて大変
気に入る。ペンネのトマトソースとサラダもまあまあ。パンがちょっと
ぱさぱさだったのが残念。暖かい紅茶を飲んで午後の研修に備える。
 昼の睡魔にも勝って、午後は午前より時計が早く回る感じ。なんとか
研修が終わる。
 書店に寄って、文具店に寄って、懐かしい店に寄って…とあれこれ
考えていたのだが、なんだか急に孤独になってしまい、とにかく東京駅
に向かった。そうしたらちょうど新幹線があったので、そのまま飛び乗り
新潟に向かってしまった。どういう心境だったのだろうか。心は新潟に
向かっていた。
 今度上京するときは、仕事ではなく、ゆとりを持ってでかけよう。
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by nokogirisou | 2008-03-29 06:58 | 日々のいろいろ

テニス振り替え

 連日送別会だの、退職のお祝い会だの部署の飲み会だの、夜の会が続いた。
テニススクールをお休みすることが重なり、振り替えレッスンにいってきた。
いつもと違うコーチだと、今まで気付かなかったことを注意してもらえて新鮮で
ある。
 状態を起こし、姿勢良くストロークすること、脚はかかとからつくことなどを
アドバイスされる。ラケットは高いところから振り落とし、ボディターンをしっかり
するように注意された。
 身体の動きは無意識なことが多く、指摘されて初めて気付く。
 積極的にポーチに出るのはよいのだが、その後すぐに戻らず失敗することが
多かった。まだまだ課題が多い。
  
 
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by nokogirisou | 2008-03-24 23:21 | テニス

高玉金山への旅

 天気がよく、ひさしぶりに時間ができたので、会津に向かう。
高速道路に乗るが、対面通行のトンネルはいただけない。
会津はまだ雪が残っている場所がある。真っ白の飯豊山が
美しかった。
 今回めざすは「高玉金山」。地図で探すがなかなかたどり
つけない。ようやく道路標示をみつけてそれをたどるとあやしげ
な観光施設に到着した。さびれた感じであまりお客がいないの
だが、受付のおじさんがとても丁寧に案内してくれたので、安心
して見学することにする。。
 外に出て、トロッコに乗り込む。鉱山跡に入り込んでいく。まるで
遊園地のようだ。
 鉱山内部はひんやりしている。一番奥の広い場所に到着すると
おじさんが、高玉鉱山について説明してくれた。
ここは天正元年に会津初の領主 芦名家17代、盛興によって拓か
れたそうだ。戦国時代、金銀の獲得が重要であったことから、その
開発は進められたのだが、江戸時代に入ってあまりにたくさん生産
すると幕府ににらまれるので、ぼちぼち生産していたという。
 鉱床は、本山・青木葉・鶯の三鉱床群からなり、鉱脈数は脈名のつ
いたものだけでも1000条を超え、最盛期は、年間1トンt以上の金を
算出したという。鉱脈を実際に見せてもらった。鉱脈をたどると必ず
銀、銅、水晶も出てくるそうだ。
 説明するおじさんの博学さに脱帽だった。日本の金山のほとんどの
ことを知っているのではないかと思う。質問するとすぐに返事が返って
くる。
 それから、喜多方に向かい、喜多方ラーメン発祥の店、源来軒を
めざす。昔ながらのラーメン屋という感じ。味もみかけもなつかしい。
もう昼には遅い時間帯なのに、ぞくぞくと客がやってくる。
 最後は本郷の「酔月焼」の窯に立ち寄った。ここの磁器がすきで
以前はよく通ったものだ。色も手触りも素朴なデザインも気に入って
いる。今日は転勤する職場の同僚にコーヒーカップを買った。
  
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by nokogirisou | 2008-03-24 06:44 | 日々のいろいろ

『鹿男あをによし』

 楽しみにして見ていた『鹿男あをによし』がとうとう最終回を迎えてしまった。
終わり方は笑ってしまったが、最後まで楽しませてもらった。
奈良の懐かしい町並みや風景がたくさん見られてとてもうれしかった。
2ヶ月で奈良を去っていってしまう運命の鹿男。
 なぜ彼(玉木宏)が鹿の使い番に選ばれたのか。
彼が母親から送られた鹿島神宮の勾玉を持っていたからである。しかも奈良に
とって東の方向から来た男だからである。
 
 今回興味深かったのは、鹿が卑弥呼に「うつくしい」と言われたことに
感銘を受け、また卑弥呼に恋をしていたことが明らかになっったところだ。
そんなことをよく思いつくものだと思う。

ドラマの中身はさておき、このドラマのすぐれているのは音楽である。
思わずサントラを聴いてみたくなるほどだ。
まずエンディングの曲がすばらしい。その他挿入の音楽もドラマの魅力を
引き出している。
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by nokogirisou | 2008-03-20 23:23 | 日々のいろいろ

レスリー・ギャレット

 最近熱中して聞いている。
ある方がレスリーの「Lesley Garrett Platinum Collection 」
という3枚組のアルバムから15曲を選曲して編集してくださった。それ
をずっと聞いている。
 レスリー・ギャレットはイギリスのソプラノ歌手で英国ナショナル歌劇場
専属だそうだ。発声はすばらく、発音も美しい。何より、歌い方が気持ち
良い上に情感あふれる感じ。
 私は仲でもショパンの「別れの歌」とカシフの「アヴェ・マリア」
「RUNNING HOME」に魅了されてしまった。
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by nokogirisou | 2008-03-19 23:31 | 音楽

データか人か

 医療の現場では、患者の顔を見ずに目の前のコンピュータや
数値データばかり見ている医師が問題になっている。
 教育の現場もしかり。子どもたちを見ずに、データばかりおっか
けるのはどうなのか。
 要はバランスだと思う。
 そして、医療も教育も結局は人と人との関係だから、人を見て
ほしいと思う。
 
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by nokogirisou | 2008-03-18 23:43 | 日々のいろいろ

怒りすぎだろうか?

 またあっという間に一週間。激動の一週間だった。
なんだか怒りと失望の連続だった。
 こんなに熱く怒ってばかりいて大丈夫だろうかと思う。
怒る私がばかなのか。

 声の大きい人の発言にトップが振り回されている状況には
うんざりだ。たったその人の一言で、根本からシステムが
覆されてしまう。それまで積み重ねてきたことがあっという間に
無になってしまう。
 会議のたびに文句ばかり言う人にもうんざり。文句を言うなら
建設的な対案を考えてほしい。最近なんでも反対ばかり、文句
ばかり言う「ぼくちゃん」が多くて困ってしまう。内田樹ではないが
自分の役割を粛々と果たしていく大人の存在が必要だ。
 そして、おそろしい最近の人事。評価とは何なのか。
実績とは何なのだろうかと思ってしまう。目に見える実績だけ
が評価され(その実績も一人の個人のものではないはずなのに)、
地道な地味な成果は無視されていく。
 ひとたび無能扱いされてしまうと、ずっとそのまま。おそろしい
ことだ。年をとり、さまざまな事情が重なり、仕事の能率が悪く
なってしまうのは避けられない。誰だってそういう状況になりうる
のに、そういう人たちをせせら笑って、仲間はずれにしていく若い
バリバリの男性たち。これではまるで職場のいじめになってしまう。
 そして、自分の選択に迷ってばかりいる若者。とにかく欲張りで
自分が損をしたり、傷つかない方法はないかと迷う。そんなものは
ないのだよ。決めるのは自分なのだよ。人に長時間相談ばかりして、
結論出したのかな~と思ったら、一週間経ったら別の人にまた相談
している。おいおい。あの時間は何だったんだ?
 それから、こちらの約束が先約だったはずなのに、「○○の方に
お世話になったから」と直前になってあっさりキャンセルするお客さま。
あなたのために、どれだけ準備を重ねてきたことか…とほほ。
 その他ここには書けないような理不尽な出来事の数々。
いちいち怒っていたのでは身がもたない。受け流すこと、気にしないこと
が必要だとわかっているのだが。
 
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by nokogirisou | 2008-03-16 23:46 | 日々のいろいろ

映画「神童」を見る

  松山ケンイチもでてくるし、ピアノの演奏もきくことができるし、
「音楽は生きるためにあるんだと思うよ」
「大丈夫、あたしは音楽だから」などどきどきする台詞も聴けるので
最後まで一気にみてしまうのだが、私は何か物足りなさを感じてしまう
のだ。原作とだいぶ違うからだろうか。原作はとても好きだったので映画
に期待しすぎたのかもしれない。
 ただ、期待と違う世界がこの映画にあって、楽しめた。私はワオと「うた」と
うたの父をつなぐテーマ曲に惹かれた。そして、松山ケンイチ扮するワオの
ピアノの吹き替えが誰なのか気にかかった。後でそれが清塚信也だと知って、
興味を持った。いつだったか、夕方のNHK FMの番組にゲスト出演していて
彼が語っているのを聞いたばかりで印象深かったからだ。彼のコンクールに
対する考えかた、ベートーベンに対する思いを聞けておもしろかった。
松山ケンイチと清塚さんはとても仲良しだという。

 不満だったところ
 ワオと「うた」の2人の出会いと関わりは、現実的ではないのだが、だからこそ
強い結びつきがある。もっと2人の関係を丁寧に描いてほしかった。なぜワオが
「うた」のことを、あれほど心配するのか、なぜ「うた」がワオに惹かれるのかと
いう必然性が、この映画の中には表現されていない。
 「うた」の再生が描かれていない。聴覚を失った「うた」がどう生きていくかまで
描かれていないのだ。映画を美しく終わらせるには、ピアノの墓場で連弾する
ところで終わってもいいのだが、リアリティを持たせるにはあそこで終わっては
いけないはずだ。音楽ものの映画化は難しいと改めて思う。
 
 
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by nokogirisou | 2008-03-12 00:06 | 映画

フェニックスコンサート

 新潟県民会館40周年記念事業のフェニックスコンサートに行ってきた。
3時開演の自由席の演奏会なので2時に県民会館に行った。するともう
長蛇の列ができていた。コンサートが終わったときには6時近く。
4時間県民会館にいたことになる。
 出演者は新潟県出身の若手演奏家たち。
ヴァイオリンの奥村愛 フルートの小山裕幾 チェロの横坂源
テノールの笛田博昭 ソプラノの鈴木愛美。
 それぞれ個性的で魅力的だったが、圧巻だったのは横坂のチェロと
テノールの笛田だ。
 横坂は選曲もよく、それぞれの曲の特徴をつかんで歌い分けていた。
弓と弦の摩擦で、火花が散るように弓埃が舞うのが見えた。
ショパンの「序奏と華麗なるポロネーズ」は陶酔できた。カサドの「無伴奏
チェロ組曲」はなかなかおもしろい曲で聴き応えがあった。2楽章が印象的。
おなじみのサン・サーンスの「白鳥」では楽しませてくれ、ポッパーの「妖精の
踊り」はすばらしい技巧を見せてくれた。
 汗だくな様子がよくわかった。細身で少年の面持ちを残す横坂だが、彼の
チェロは力強く、音色はつやがあり、私はすっかりファンになった。
 笛田の声量はすばらしく、空気にびんびんと響いてくる歌声で、圧倒された。
毎回ブラボーの声が飛ぶ。本当に楽しそうに気持ちよさそうに歌う。
「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」はもう圧巻だった。
レオンカヴァッロの「道化師」の中の「衣装を着ろ」はカニオになりきって笑ったり
泣いたり、なかなかの役者ぶりをみせてくれた。
 最後のヴェルディ「椿姫」の有名な「乾杯の歌」は盛り上がった。
 オペラはあまり生で聞いたことがなかったのだが、やはり歌は生に限る。
こんなにオペラの歌に夢中になれたのは初めてだ。

  音楽にたっぷりひたれて、とても充実した日曜の午後であった。
 
 
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by nokogirisou | 2008-03-09 23:14 | 音楽

奈良の旅4

 朝、目覚めると、窓のむこうに興福寺の五重の塔が見えた。
見事な眺めだった。
 朝ごはんは茶がゆから始まる。これに奈良漬けを添えて食べる。ホテルには
「鹿男あをによし」の撮影ロケ地のマップが貼ってあった。
長岡先生と小川先生がデートしたレストランも、藤原先生と小川先生が飛鳥見学の
後にお酒を飲んだ居酒屋も実在していた。三枚千円のパンツを買った衣料品店も
載っている。ちょうどこの日の奈良版朝日新聞には「鹿男」がささやかな奈良観光ブ
ームを呼んでいる記事が掲載されていた。
(視聴率はあまり高くないらしい…私の周りの人はみんな見ているのに…)
奈良の日航ホテルは「鹿男ツアー」まで企画したという。私も参加したかった。
 ホテルを出ると猿沢の池の周りを散策した。池のまんなかあたりに亀が二匹泳いで
いてこっけいだった。そしてなぜか犬をつれて散歩している人かった。犬同士が喧嘩
していて飼い主が気まずそうだった。犬の喧嘩のすぐ脇には鹿がいて、何かを食べて
いた。興福寺のあたりは趣がある。
 ホテルの近くでは奈良町の商工会のみなさんが朝市をひらいていた。なにやらいろ
いろなものを売っている。野菜くだものはもちろん、履き物やバッグなども並べている。
私は手作り風のわらび餅にひかれてつい買ってしまった。歯ごたえよくぷるぷるして
甘すぎず美味であっという間に食べられる。
 奈良を去りがたい思いだったが、近鉄駅にむかった。もう大通りには鹿の姿はなかった。

 
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by nokogirisou | 2008-03-06 21:25 | 日々のいろいろ