<   2011年 01月 ( 16 )   > この月の画像一覧

奥村愛・小柳美奈子トーク&コンサート  りゅうーとぴあ

奥村愛のヴァイオリンと 小柳美奈子のピアノによるコンサートに行ってきた。
 今回は子どものOKのトークつきのコンサート。
小品を集めての楽しい演奏会だった。奥村愛さんはまもなくデビュー
10周年だそうだが、ずいぶん落ち着いたヴァイオリン弾きだ。子ども
たちへの語りかけには母の雰囲気を感じる。
 今日はとにかく小柳美奈子さんのピアノを楽しみにきた。生で聴くの
はずいぶんとひさしぶりのことになる。
愛らしい表情は昔のままだ。彼女は小学校、中学校、高校とずっと
あこがれの先輩で、なんと同じピアノ教室に通っていた。
 もちろん私は、彼女より年下で、劣等生でまったく存在感がなか
った。発表会で、小柳さんはまったく別世界の演奏を披露して私たち
を圧倒した。ずっと彼女は私たちのあこがれのヒロインだった。  
 ずいぶん時間が経過しているにもかかわらず、ピアノに向かう小柳
さんは、昔のまま。本当に楽しそうにうたいながら弾いている。
 歌うとは彼女のピアノのことだと思う。ピアノと語り合っているかのよう。
伴奏というより、二人の対峙する演奏者のように見えた。しかし彼女は
控えめで、でしゃばらず、常に愛さんを称えるしぐさ。

 彼女はピアノのお話しをし、そして「スマイルエターナリー」(チャプリン
狭間美帆編曲) のピアノ独奏を披露した。私の目は小柳さんに釘づけ
だった。本当にかわいらしくてすてきだった。愛さんもとても美しかった
けれど。

 プログラム
 エルガー  愛のあいさつ
 ヴァイオリンのおはなし
 アンダーソン プリンク プレンク プランク
 津軽じょんがら節

 ピアノのおはなし
 チャップリン  スマイルエターナリー
 マスネ   タイスの瞑想曲
 サラサーテ  序奏とタランテラ

 ヘス 加藤昌則編曲  ラヴェンダーの咲く庭で
 クライスラー       シンコペーション
 ヴィターリ         シャコンヌ
 ポンセ           エストレリータ
 アブレウ 加藤昌則編曲 ティコ ティコ

 アンコール モンティ  チャルダーシュ

  私は後半のヴィターリ以下の曲がとても気に入り新鮮に楽しめた。
ポンセ、アブレウ、モンティは初めて知った作曲家だが、なかなか
魅力的で作曲家の国柄の表れた曲を作る。
 

 
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by nokogirisou | 2011-01-29 21:26 | 音楽

千住文子 千住真理子 『母と娘の協奏曲』

  よくよく考えてみると、私が一番生で沢山聴いているソロの
ヴァイオリニストは千住真理子であった。彼女は頻繁に新潟で
リサイタルを開いてくれる。またテレビでも彼女の演奏はよく耳
にした。賞賛の一方でさまざまな厳しい批評があることも承知
しているが、私はやはり彼女のひたすらなヴァイオリンの音色
が好きである。音楽の演奏には下手とか上手いという言葉で切
り分けられないものがあることを信じる。
 この母子の本を他にも読んできたが、この本を読むと本当に
生きるということの苦しさと切なさを感じる。この家族の関係は
一筋縄でも美談でも語れない。壮絶だと思う。
 一見華やかで、日の当たる芸術家一家の物語のようだが、
そうではない。ぎりぎりの闘いが見え隠れする。兄妹3人と母の
結束は強いけれども、外部から、強い逆風が吹きまくっている。
 
 それでも立ちがあがり、現状に満足せず、100%の人生を
ヴァイオリンに賭けるという。
 結婚、離婚も経て、今だからこそ、「もうそういうことはいいや」
という段階になり、すべてをかけて打ち込める。それは強さだ。
 なかなかそういう境地にはなれない。
 日々の日常に追われ、俗っぽい欲望とおろかな失敗の繰り返し。
あらゆることに手足をつっこんで、ひたすらに打ち込めるものが
なんだかわからなくなっている。
 一つ、千住真理子がうらやましいと思えるのは、血のつながった
家族の愛を迷いなく、受け取りそれにひたって生きていることだ。
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by nokogirisou | 2011-01-29 09:54 | 本と図書館

オルガン と 『聖夜』佐藤多佳子

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 オルガンの絵が描いてあったので手に取った本。
オルガンは、私にとってはピアノに比べると馴染みの少ない楽器
である。しかしふち思い出すとピアノを買って貰う前はずっとオルガン
を弾いていたのだった。私の音楽との出会いはヤマハオルガン教室だった。
しかし私はオルガンの音が好きでなかった。残念なことに。
 パイプオルガンでバッハを聴いたとき、教会の賛美歌の伴奏を
オルガンで聴いたときには、その響きに感銘を受けないではなかった
が、なんだか遠い楽器のような気がしていた。非日常の楽器だった。
 ところが、この小説を読んで一気にオルガンに興味を持った。
思わずメシアンの『主の降誕』から『神はわれらのうちに』の入ったCDを
注文してしまった。メシアンで思い出すのは「世の終わりのための四重奏曲」
だ。しかし今は『神はわれらのうちに』を聴いてみたい。
 この曲の楽譜にメシアンはメモ書きを残しているという。
「まず、感動と誠実さ。それを深く明瞭な方法で聴衆に伝える」

 小説の舞台は高校のオルガン部。そんな部活動があるのかと驚く。
モデルは青山学院のオルガン部らしい。
 母が不在で母を不協和音と感じてきた高校3年生の鳴海の語りで
物語りは進む。鳴海が素直になれない原因の一つは、母親が10歳の
鳴海を置いて、恋人とドイツに行ってしまったことである。鳴海はいつも
「捨てられた」という思いと喪失感をひきずっている。そしてこの母がオル
ガン弾きで、鳴海にオルガンとピアノを教えて人であった。
 またもう一つは過ちを犯さない「正しい」「優しい」父の存在だ。鳴海はこの
父を避けている。この父はその母である祖母に一度も叱られたことがない
という。悪さをしたことがない。
 祖母は鳴海に言う。
「お父さんを見習う必要はないよ。つらいよ。あの子の人生は。いい子である
必要はないね。どんどんやりなさい。悪さをしなさい。そのほうがいい。でもね、
おじいさんのように、明るく悪さをするといいよ。人を傷つけないようにね。」
 これは名言だと思う。
 鳴海は、自分にいらいらしていて、自分を嫌なやつだと思っていて、人を
好きになることがわからない。けれども、後輩の天野とは「オルガンを介して、
言葉では表現できないようなつながり」があると感じている。
 こういうつながりをとてもうらやましいものだと思う。
 
 私はいつも言葉に頼ってしまう。言葉でつながりや愛を確認したいと思って
しまう。しかしそれはいつも失敗する。音楽でつながる何かがありそれを
確信できるとしたら、それはすばらしいことだ。もしかしたら、音楽などなく
ても、一緒いいるだけでつながりは感じられるものなのかもしれない。
 
 一匹狼のような鳴海は、オルガン部の後輩の天野や、友人の深井と
音楽を分かち合うことに喜びを感じるようになる。
 そして、父から受け取った母からの手紙の束をいつか読もうと思って
いる。鳴海は確実に成長している。

    今、弾いた音は、もうどこにもない。
    音は、生み出したと同時に消えていく。
    生まれて必ず死ぬ人間と同じ。
    記憶にだけ残る。
    その記憶に、新たな音を重ねていく。
    生きること。
    弾くこと。         p219

 
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by nokogirisou | 2011-01-29 00:53 | 本と図書館

山崎直子のことば

 宇宙飛行士の山崎直子の『何とかなるさ!』を読む。
「何とかなる」は私の口癖でもあったので、興味を持った。

しかし彼女の「何とかなるさ!」は私の口癖とは比べものに
ならない真摯な思いがこもっていた。
「状況を冷静に受け入れ、きっとどこかに『道』はあると、
信じること。そして、今の自分にできることを精一杯やる
ことなのです」 
なるほど。何とかなるは,投げやりでも開き直りでもない。

 山崎さんは、賢い女性だと思った。ほどよい抑制をきか
せながら、自分を語っている。そして、彼女は様々な言葉
に出会い、それを大切にし、考えている。そういう姿勢に
魅力を持った。
 たとえば、彼女が高校の英語教師から紹介してもらったと
いう詩。山崎さんは、家族のこと、訓練のこと、娘さんのこと
気がかりなことが山積みで、自分自身もパンク寸前という時
にこの詩を思い出す。そしてこの詩の言葉に支えられるのだ。

 神よ、
 変えることのできるものについて、
 それを変えるだけの勇気をわれに与えたまえ。
 変えることのできないものについては、
 それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。
 そして、
 変えることのできるものと、変えることのできないものとを
 識別する知恵を与えたまえ。
            ラインホールド・ニーバー
            大木英夫訳

 あるいは、サン・テクジュベリの『星の王子さま』の中の一節。
「ことばじゃなくて、してくれたことで、あの花を見るべきだった」
 花の言葉を真にうけるべきではなく、花のしてくれたことに
目をむけるべきだったと星の王子さまは後悔するのです。
 山崎さんは夫婦げんかしたときにこの言葉を思い出す。
 言葉ではなく、行動を見るべきなのだと。
 
 これは全くその通りだと私も思う。人は、興奮したり、怒りに
まかせて、つい心にもないことを言って相手を傷つけてしまう
生き物だ。それを知っていながら、私はすぐに相手の言葉に
傷ついてしまうことがよくあった。それは親であってもそうだ。
 しかし、その言葉にくよくよするよりも、その人が自分のため
にしてくれた数々の行動に目を向けた方がいい。その言葉を
いつまでも恨むことはない。

 ほかにも彼女は、出会った人からうけとった言葉に勇気を
もらい、人生につきものの「壁」をのりこえていく。
 宇宙飛行士をしながら子育てするのは、並の苦労ではない
だろうが、「何とかなるさ!」と乗り切っていく楽天性と強さで
のりきっていくのだ。
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by nokogirisou | 2011-01-21 00:00 | 本と図書館

歌う、歌わない

 
 久しぶりに楽譜を取りだしてみる。楽譜を見て
歌えれば、リコーダーで吹けることがわかる。
また、耳で聞いて歌える曲は譜面がなくても吹けて
しまうことがある。
 私は譜読みが苦手だ。リズムがなかなかとれない。
数えるのが苦手なのだと思う。
単純なものはなんとかなるが、複雑な音程やリズム
は、なかなか読めない。つい耳をたよってしまう。
初見のときは、ピアノもリコーダーも歌って確認
している。
 ところが、今日同僚としゃべっていたら、歌わず
いきなり楽譜を見ながら弾いてしまう人もいるのだ
ということを知る。どんな曲かなと弾きながら確認
するというのだ。おお。
 音楽というのは、本当にわからないことだらけだ。
どんなものもプロと素人の間には大きな違いがあるが
音楽は、特に演奏家と素人との間には深い深い溝
があるような気がしてならない。
 最近は聴くばかりで、何か楽器を演奏するということ
から遠ざかっていたが、下手でも何か楽譜と楽器に
ふれていたいという願望がどこかにある。
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by nokogirisou | 2011-01-17 21:41 | 音楽

中村忠雄リコーダーリサイタル

  なごやかで温かい雰囲気の中でのリサイタルだった。
中村忠雄氏は、高校時代音楽部でリコーダーをコンソートを
主宰したいたという。リコーダーを愛していることがよくわかる。
「最初で最後の」という角書きのあるリサイタルだ。曲目はすべて
バロック。ヘンデルは吹き込んでおられることが伝わってくる。
私はテレマンのリコーダーソナタが好きだ。フランスのレイエの
ソナタは初めて聴く曲。リコーダーの音色はなつかしい。よく指が
まわるものだと感心する。紫檀のアルトリコーダーの響き。
 通奏低音のチェンバロを担当されたのは奥様の中村哲子
さん。チェンバロの音色は美しく、次から次へと見事に弾かれ
ていた。
 今日は音楽部の後輩のみなさんもかけつけて、シュメルツァー
の7本のリコーダーのためのソナタやカーペンターズのシングなど
と演奏していた。 一本のリコーダーもよいが、やはりアンサンブル
は楽しい。その他、ゲストが登場しファゴット、チェロ、ヴァイオリンと
共演。
 ファゴットの響きの豊かさに弾かれた。

 リコーダーを吹きたいと思ってしまう。昔買った、リコーダーは
しまったきりだが、取りだしてみる。当時大金はたいて買った楽器。
もったいない。まだまだ音が出る。
 
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by nokogirisou | 2011-01-16 10:46 | 音楽

学図研 新年会

 
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 新潟は今日もひどい雪だった。センター試験だというのに。
本日小針小学校司書室にて学図研例会、その後小新の「たつみ」
で新年会だった。
 100字紹介の課題本は、『台湾ニイハオノート 台湾の人となか
よくなれるかもしれないガイドブック』 青木由香著 JTBパブリッシング

 マッサージの修行のために台湾に渡った著者が、台湾に住んで
様々な体験を通して、「これはおすすめ」「これはこう考える」という台湾
の魅力を独自の視点で綴った本。普通の旅のガイドブックとはひと味
違う。台湾に対する愛着がにじみ出ている。写真もデザインもすべて
自前だという。
 台湾人ってこういう人なのか…というのがよくわかる。
 また豊かな台湾の食についてもよくわかる。
 屋台の食べ物の話、ディープなお茶屋の話はそそられる。
 
 旅の極意は笑顔だと書いている。
「表情豊かににニコニコすること」
 しかし、これは生きて行く上の極意だと思う。

 本の話、これからの活動予定について話し合った後は、新年会会場へ
移動。すぐ近くに「たつみ」という日本料理屋があってそこのおまかせ料理
をいただく。
 店内は大変混んでおり、人気の店のようだ。
 盛りだくさんのお料理が次々でてくる。
 Yさんのスペイン一人旅の話がとても興味深かった。
飛行機が霧のために、予定通りに空港に着かなかったり、スリに遭ったり、
電車のチケットが買えなかったり、トラブルはたくさんあったそうだが、
サッカーの試合を見たり、絵を見て感動したり、とにかくもりだくさんの
旅であったようだ。
 「なんとかなるさ」という精神ですべてくぐりぬけてきたそうだ。
 年を重ねてよかったことは「なんとかなるさ」と思えるようになることだと
Yさんは言っていて、とても説得力があった。
 
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by nokogirisou | 2011-01-15 00:21 | 本と図書館

秋田喜代美氏の「私の視点」

 1月12日の朝日新聞「私の視点」に秋田喜代美氏が「読書推進 地域の
図書の最低基準を」という文章を投稿していた。
 秋田氏はPISAの報告書が大都市圏と過疎地域での読解リテラシーの
格差が広がっているデータを示していたという。その読解リテラシーの差
を生んでいるのが、学校図書館の整備、学校図書購入費の格差だと指摘
する。
 その格差を是正するために、国民の読書生活圏の保障、「本のシビル
ミニマム」の策定すべきだと提案している。

 しかし「地域の実情にあったミニマム」を設定するだけでは、格差そのものは
解消しないと私は考える。地域の実情に合わせて予算が分配され、人員が
配置されているからこそ、現状のような格差が生まれているのである。
 人口が多く、交通の便がよく、すでにインフラが整備されていて人も本も集
まりやすい都市部の最低基準は高く、農村の過疎地で子どもの数が少なく、
交通の便が悪く図書館利用者が少なければ最低基準は低くなってしまうので
はないか。
都市部と農村部では、生活環境が大きく異なる。読書生活権を保障する
なら、都市部と農村部、人口密集地と過疎地の物的、人的交流や連携を
はかっていく必要があると思われる。
 自治体にしてほしいことは、地域の文化的リテラシーを形成のための様々
なイベントをバラバラで、単発なものにせず、繋いでいくことだ。それには、
ビジョンと計画が必要だ。そして、教育、福祉、医療、生活の各場面で、図書
を有効に準備し、地域の人たちに有効に利用してもらえるように工夫していっ
てほしい。
 
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by nokogirisou | 2011-01-12 23:57 | 本と図書館

大人のための絵本サロン・スペシャル2

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 神奈川県川崎市新百合ヶ丘のウィーン菓子工房「リリエンベルグ」
で大人のための経本サロン2が開かれた。
 新百合ヶ丘の駅から昭和音大脇の道を歩き、上麻生の住宅街を
進むと、まるで絵本の中から飛び出てきたようなケーキ屋さんが
すぐに見つかった。空は青く、おだやかで静かで、住み心地のよい
町だと感じた。
 
 10;30~13;00 絵本サロン

 アニマドーラ 青柳啓子さんの自己紹介と絵本サロンの紹介
 絵本『ルピナスさんー小さなおばあさんのお話』(バーバラ・クーニー
 作、掛川恭子訳 ほるぷ出版)
 をアニマドーラが朗読(全員が持参した絵本の頁をめくりながら
 いっしょに読む。主に絵を見ながら)
 
 自己紹介を兼ねて、どの絵が印象に残っているか参加者が発表。

  多かったのが
  ①アリスがおじいさんの工房で絵の手伝いをする場面
  ②腰をいためたミス・ランフィアス(大人になったアリス)がベッドで
   すごす場面
 
 最初の頁から順に、1頁ずつ、絵の中に何があるか、気づいたもの
 をひとりずつ発表していく。
 (絵の細部に気づきがある)
    例  おじいさんの工房
        船首に派手な女性の姿の木彫り
        たばこやさんの看板やインディアンの木彫り→
        (たばこはインディアンから)
        嵐の海の帆船の絵、南の島の絵
        木彫りの道具
   
 絵の細部を読み取ることで、時代や国、アリスの人となりと人々との
 関係などについて見えてくるものがある。
 
 13:00~14:00 昼食
   すてきなサンドイッチのランチを食べながら、おしゃべり。
   高校の英語の先生のNさんや、小学校の司書のAさんなどと
   語り合う。
   探究学習するときには、最初に動機付けと目標を明示し
   終わったら、必ずチェックリストをつけさせ、一人一人に振り返り
   をさせることが重要だということを教えてもらう。
   またリリエンベルグのケーキショップでケーキを見たり、ウィーン
   の菓子についてお話しをうかがったりする。
   昼食の間には、『ルピナスさん』の英語版朗読CDが流れていた。

 14:00~16:00
   テーブルに模造紙とペン。自由に記録をとって各自の学びにする。
   青柳さんの実践されてきたアニマシオンの学びのお話。
   1997年『読書で遊ぼうアニマシオン』出版が活動のスタート
   ・勝沼の図書館で職員研修会(アニマシオン)14回
   ・甲府のレストラン「ラ・ベッラ・ルーナ」で「大人のための絵本
    サロン(おいしい月)」
   ・イベントとしてのアニマシオン(ティンカーベル)年数回
   ・小学校3年生からの読書クラブ(カムカムクラブ)で定期的
    にアニマシオンを実施
   ・聴覚障害者のための手話のアニマシオン(マーノマーノ)の
    挑戦
   
    それに対する質問、さらに話題の拡大

   ・「やらされた」感のないアニマシオンへ
   ・「なぜアニマシオンが図書館から広まらなかったのか」
長らく日本では「読み聞かせの後に感想をきいてはいけない」
    という教えが広まっていた。
    グループ、対話、交流という文化が日本にはあまりまだ育ってい
    なかった?
   ・「学校で行うアニマシオン」の注意点
    先生への連絡  生徒の自主性に任せる 待つ姿勢の大切さ
    指導的すぎてよいのか? 
   ・交流したがらない、話したがらない男の子たちをどう誘うか?   

   ・アニマシオンの教育的要素と創造的要素のバランスと発展
    読書会、読書クラブ、ブックカフェ、リテラチャーサークル
    多様な読書をめぐる交流
 
   15:00にはお茶とケーキが用意された。
   ケーキは全17種類。誕生月順にケーキを選んでいった。
   これが楽しい。
   またどのケーキも美味だったらしくあちこちから満足の嘆息
   が聞こえた。 

    あっという間に夕方になっていて驚く。充実した濃厚な時間だった。
    初めての方との交流も本を介したためか、とても自然にできた。
    はるばる川崎に来てよかったと思える会であった。
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by nokogirisou | 2011-01-10 00:00 | 本と図書館

横山幸雄ショパン・ピアノソロ全166曲

 年末年始は、ラグビーやサッカーや駅伝やお笑いの
録画や再生で我が家は、自由にテレビやDVDを見ること
ができなかった。毎年そうだ。我が家の音響、映像環境はよくない。
 家人が留守なのでようやく念願の「横山幸雄ショパン
ピアノソロ全166曲を聴くことができた。昨年のゴールデンウィーク
にFM東京でもやっていていたが、聞き逃していたもの。
新聞の記事で知ったときは、「やれやれ」と思っていたが、やはり
聴いてみたいとずっと思っていた。
まさか映像つきて聴けるとは…。録画してくれたIさんに感謝、感謝。
 横山幸雄が「ショパンをいかに消化しているか試してみたい…」
のようなことを言っていた。166曲を連続で暗譜で弾き続けると
いうことは考えられない。
 ショパンの全曲を分析し、全身すみずみに流し込み、保存し、演奏
する。機械のようにはできない。
 額を流れる汗に、こちらも手に汗にぎる。ショパンの作曲した
年代順に演奏されていく。坦々とどんどん弾き続ける。その集中力
と体力に脱帽。でもピアノはスポーツではない。全身で歌いながら弾
いている姿にはやはり目が離せない。
 
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by nokogirisou | 2011-01-08 19:45 | 音楽