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カーブドッチですごす午後(近況)

 
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 4月が終わってしまう。ソメイヨシノの花の命は短かった。しかし今は
山桜が盛りだ。菜の花も見頃だ。行ってしまう春を満喫しなければと思う。

 29日午前中はいつもの通り、テニス部の活動でコートに出る。新入生と
悪戦苦闘。いつの間にか、一人前に打てるようになっている2年生が
うまく教えているのに感心する。
 午後、なんだか休みたくなった。角田山を見たくなった。天気がよい。
海の道を運転して、カーブドッチへと急いだ。カーブドッチはプチリゾート
を楽しみたい人でにぎわっていた。ここは数少ない新潟で成功した観光
スポットだと思う。
 そぼくなワイナリーから出発したのだが、レストランが出来、ガラス工房
が出来、結婚式も挙げられるようになり、音楽会も楽しめるようになった。
パン屋ができ、後藤牧場のアイスクーム屋「ごとらって」が入り、別の経営
者ワイナリーとピザ屋ができた。そして、2年前には温泉施設「ヴィネスパ」
が開業、今春は食品を売る「マルシェ」がオープンした。角田山のふもとの
ブドウ畑を見ながら、食事をしたり温泉につかったりしていると、ぜいたくな
時間をすごしている実感をあじわえる。敷地内はゆったりとした風景で、
ねこがのどかに遊んでいる。
 私は風景を見るためだけにここに来ることがある。それもOKだ。
 本当にこの一ヶ月疲れたなあと思う。突っ走った一ヶ月だった。
 そして「節電」に迫られた一ヶ月だった。いかにこれまで電気に依存して
きたかを痛感する。   
 さて、これから私はどこへ行くのか。流されている毎日である。
 最近思うのは、意識的に「休む」ことが必要だということだ。充電しないと
次に進まない。長続きしない。切り換えができなければ生き続けられない。
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by nokogirisou | 2011-04-30 10:20 | 日々のいろいろ

『レインツリーの国』有川浩

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  一気に読んだ。
 ネットで始まり、メールで闘う恋愛小説である。
 『フェアリーゲーム』というライトノベルのシリーズの感想をメール
で交換しあううちに、つながり合う伸とひとみの姿がリアルに描かれる。
メール交換を重ねるうちに、二人は自然と惹かれ合う。
しかも、彼女の方は中途失聴者であった。
 ここまでならよくあるお話である。障碍を持つ彼女と出会い、本物の
恋人になっていく物語だ。
 私がもっとも気になり興味深く思ったところは、互いにわかりあえない
ところをどう、受けとめていくかという部分だ。きれいごとで済まさないと
ころが興味深かった。
 たとえば、伸は、うまく進まない恋を会社の同僚のミサコに相談する。
すると彼女は身障者のことをこう言ってのける。
「何かねー。わざと空気読まない人多い感じがする。普通なら流すとこ
ろ、わざわざ突っかかってわざとけんかになるようなことをするよ。
(中略)でもね、それって試しているんだって。そんなイヤミな言い方
してもその人が自分のこと嫌いにならないかどうか。」
私は、はらはらしてしまった。こんなこと本で書いていいのだろうかと。
しかし、実生活でこのような体験を私もしたことがあった。言葉尻をとら
えられて、人権意識の低さを指摘されて傷ついたことがある。けれども
それをきっかけにコミュニケーションが進み、互いに近づけたという経験
を持つ。だから、妙にこのミサコの発言に説得力を感じた。
 
 こうして、二人はとりあえず目の前の壁を乗り越えて、恋人になって
いきそうなところで物語は終わる。

 有川が聴覚障害者のことをとてもよく勉強したことも、男女の心の機微
をうまく書ける作家であることもよくわかった。

 おもしろかったが、何か物足りない、何か不満だとしたら、語り手の視点
があいまいなところだろうか。伸の立場から書いているところもあればひとみ
の視点で書かれているところ。そして神の視点で書かれているところが微妙に
混じっているところが気になった。そして、やや人間像がステレオタイプのところ
が気になる。(えらそうなこと書いてすみません)
 周辺の人物が描かれたりするともっと厚みが出てくるのだろうか。
 しかし有川の挑戦のようなこの小説に好感を持つことができた。
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by nokogirisou | 2011-04-30 09:44 | 本と図書館

部活動の苦しみ

  たまたま「笑ってコラえて!春だガンバレ日本の高校生
汗と涙の部活動SP」を見てしまった。
 女子新体操部の練習と指導者の言葉には圧倒された。
中村学園高校の指導者、赤司先生はすごいと思う。
若くてすてきで、オーラがある。とにかく厳しい。本気で強くなる
ことを求め、部員を鍛え、周囲の人の助けを借り、絶対感謝の
気持ちを忘れない。彼女の言葉が部員たちに浸透するのを
感じる。
 とにかく部活動で日本一をめざす人たちは、「最高」を求める。
妥協しない。
 それに比べて自分は、なんと妥協が多いことか。
 まずは、部員をおいつめられない。自分の言葉に説得力を
もたせるには、自分が毎日練習に参加し、一緒に時間を共にし
苦労を味わわねばならない。しかしそれでもだめなのだ。全体
を見渡し、的確な批評ができなけば、指導者として不十分だ。
 私は、ひとつひとつの動きや、プレーの批評を単発でするが
試合全体のことになると印象批評しかできない。自分自身の
立ち位置や、理想的なフォーメーションがわからなくなることが
多く、いつも迷子になってしまうのだ。
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by nokogirisou | 2011-04-20 22:34 | 日々のいろいろ

浜メグリ 2011春

 
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ずいぶんと久しぶりの投稿となる。3月の終わりから4月の始めは、怒濤のごとく
過ぎて行った。
 新年度に入って2週間以上たち、ようやく新しい生活にも慣れてきたところだ。
今日は、午前中の突然の大雨、雷のためにテニスの練習試合が17日に延期と
なり、時間がちょうどあいたので、午後は角田浜に出かけてきた。

 まずは、浜メグリで古民家のお宅へ。ここでは、「砂場」のマスターであった
石川さんのネルドリップ珈琲とマダムのケーキが楽しめる。こちらの古民家は
とても趣があり、今日はいろりで炭の火を楽しむことができた。このお宅には
ぐー、ちょき、ぽんの3匹の立派な猫が住んでおり、彼等と遊ぶ時間も楽しい。

 マスターの愛着珈琲は、こくと香りと味と舌触りが一体化して、本当においしい。
これは、ここでしか味わえない。(月1回の愛着工房いしかわ夜会でも味わえます。)
これにぴったりなマダムのチーズケーキ。ガトーショコラもおいしいのだが、チーズ
ケーキはたまらないおいしさで、これを食べるためならどこにでも飛んでいきたくなる。
 火を囲みながら、他のお客さんをまじえてのおしゃべりもすてきだった。

 古民家をあとにして、「鳥の子神社」に行く。このあたりは越前浜という地名で
昔、越前から多くの人がやってきたとき、鶏が行き先を示してくれたという逸話が
残っている。その鶏をまつったのが鳥の子神社だ。なかなか立派な神社で、桜
がちょうど、咲き始めたところだった。

 さらのその後、カーブドッチ内のヴィネスパで温泉にひたる。
 なんとも贅沢な午後をすごした。
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by nokogirisou | 2011-04-16 23:35 | 日々のいろいろ